<Header>
<Author: 李白>
<Title: 上皇西巡南京歌十首 十>
<Format: 格式不明>
<Year: 1965>
<BookName: 唐詩選　下>
<Translator: 斎藤晌>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: >
<BookPage: 251>
<UsedPage: 1>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
劒閣重關蜀北門，
上皇歸馬若雲屯。
少帝長安開紫極，
雙懸日月照乾坤。
<End Poem>
<Translation>
大劍山・小劍山が重壘して蜀の北門を固めているが、上皇がいよいよ都に還幸あそばすことになった。そこで、ここからおでましにあいなるというので、供奉行列の車馬が雲のようにむらがっている。皇太子はすでに帝位におつきあそばされ、新しい天子としてここに至德二載十月十三日、官軍の手でとりもどすことができた長安の都に、ひと足さきにお歸りになって萬機をみそなわしている。上皇の聖皇天帝と新しい天子と、おふたりの聖人がお立ちあそばしていることは、まことに日と月がならびかかって天地を照らしていると申してもよろしく、めでたいかぎりである。
<End Translation>
<Formatted Translation>
大劍山・小劍山が重壘して蜀の北門を固めているが、上皇がいよいよ都に還幸あそばすことになった。
そこで、ここからおでましにあいなるというので、供奉行列の車馬が雲のようにむらがっている。
皇太子はすでに帝位におつきあそばされ、新しい天子としてここに至德二載十月十三日、官軍の手でとりもどすことができた長安の都に、ひと足さきにお歸りになって萬機をみそなわしている。上皇の聖皇天帝と新しい天子と、おふたりの聖人がお立ちあそばしていることは、まことに日と月がならびかかって天地を照らしていると申してもよろしく、めでたいかぎりである。
<End Formatted Translation>