題名: | 酒泉太守席上醉後作 |
作者: | 岑參 |
酒泉太守能劒舞,高堂置酒夜擊鼓。胡笳一曲斷人腸,座上相看淚如雨。 | |
英譯: | 暫無英譯內容 |
日譯: |
酒泉郡の太守は劍舞がじょうずで、今宵はわがために高堂に宴を設け、太鼓を打ち鳴らさせて、剣舞をまわれた。ところが、そのとき胡笳の一曲を吹く聲が起こると、その悲しいしらべに、さすがみんな故郷を遠く離れた旅の身の上、その席にいた賓客たちは、お互いに顔を見合わせて思わず、涙が雨のように流れた。
酒泉(しゅせん)の太守(たいしゅ) 能(よ)く劍舞(けんぶ)す。 高堂(かうだう)置酒(ちしゅ)して 夜(よる) 鼓(こ)を撃(う)つ。 胡笳(こか)一曲(いっきよく) 人(ひと)の腸(はらわた)を斷(た)つ。 坐客(ざかく)相看(あひみ)て 淚(なんだ) 雨(あめ)の如(ごと)し。 酒泉の太守 能く劍舞す。 高堂置酒して 夜 鼓を撃つ。 胡笳一曲 人の腸を斷つ。 坐客相看て 淚 雨の如し。 |