題名: | 送盧舉使河源 |
作者: | 張謂 |
故人行役向邊州,匹馬今朝不少留。長路關山何日盡,滿堂絲竹爲君愁。 | |
英譯: | 暫無英譯內容 |
日譯: |
わが友は公務を帶びて邊境の州へ出發する。一匹の馬にまたがり、すこしの猶豫もなく進んでゆく。長途の旅行で國境の山々を越えてゆくので、いつあちらに到着するか豫測ができかねる。送別の宴席にあてたホールにいっぱいの管絃のひびきも興をそえるはずのものが、わかれの悲しさにふるえているようだ。
故人(こじん) 行役(かうえき)して邊州(へんしう)に向(むか)ふ。 匹馬(ひつば) 今朝(こんてう)少(しばら)くも留(とど)まらず。 長路(ちゃうろ ) 關山(くわんざん) 何(いづ)れの日(ひ)にか盡(つ)きん。 滿堂(まんだう)の絲竹(しちく) 君(きみ)が為(ため)に愁(うれ)ふ。 故人 行役して邊州に向ふ。 匹馬 今朝少くも留まらず。 長路 關山 何れの日にか盡きん。 滿堂の絲竹 君が為に愁ふ。 |