唐詩平行語料庫研究計畫


題名: 湖上對酒行
作者: 張謂
夜坐不厭湖上月,晝行不厭湖上山。眼前一尊又長滿,心中萬事如等閑。主人有黍百餘石,濁醪數斗應不惜。即今相對不盡歡,別後相思復何益。茱萸灣頭歸路賒,願君且宿黃公家。風光若此人不醉,參差辜負東園花。
英譯: 暫無英譯內容
日譯: 夜坐(やざ) 厭(いと)はず 湖上(こじゃう)の月(つき)、 晝行(ちゅうかう) 厭(うと)はず 湖上(こじゃう)の山(やま)。 眼前(がんぜん)の一樽(いっそん)  又長(またとこしな)へに滿(み)つ。 心中(しんちゅう) 萬事(ばんじ) 等閑(とうかん)の如(ごと)し。 主人(しゅじん)黍有(きびあ)り萬餘石(ばんよこく)、 濁醪數斗(だくらうすうと) 應(まさ)に惜(を)しまざるべし。 卽今(そくこん)相對(あひたい)して歡(くわん)を盡(つく)さずんば、 別後(べつご)相思(あひおも)ふも 復(また) 何(なに)か益(えき)あらん。 茱英灣頭(しゅうわんとう) 歸路(きろ)賒(はるか)なり。 願(ねが)はくば君(きみ)且(しばら)く宿(しゅく)せよ 黄公(くわうこう)が家(いへ)。 風光(ふうくわう)此(かく)の若(ごと)くにして人酔(ひとゑ)はずんば 參差(しんし)として東園(とうゑん)の花(はな)に辜負(こふ)せん。
夜坐 厭はず 湖上の月、 晝行 厭はず 湖上の山。 眼前の一樽  又長へに滿つ。 心中 萬事 等閑の如し。 主人黍有り萬餘石、 濁醪數斗 應に惜しまざるべし。 卽今相對して歡を盡さずんば、 別後相思ふも 復 何か益あらん。 茱英灣頭 歸路賒なり。 願はくば君且く宿せよ 黄公が家。 風光此の若くにして人酔はずんば 參差として東園の花に辜負せん。
夜は夜がふけるまで湖上の月を眺めてあくことを知らない。晝は晝で湖上の山を眺めてあくことを知らない。眼前におかれた酒樽には、いつも酒がいっぱいはいっている。そして心の中はどうかといえば、世間の萬事はみんなどうでもよくなって、じつ にのんびりしたものだよ。 ここの主人は黍を一萬石あまりも貯藏していられるから、まさか濁酒の數斗ぐらい をおしがりはしないだろう。この現在のひととき、向かいあって十分によろこびをつくさなかったら、別れたあとになっていくらあれこれと思ってみてもなんのやくにもたたないだろう。 茱萸灣のほとりに通ずる帰り路ははるかにも遠い。一度いってしまったら、二度とやってくることは容易であるまい。君はまあ思う存分に召しあがって、どうぞこの黃公の酒壚にも比すべき主人の家に今夜は御厄介になることにしたまえ。こんなよい時節に、人間たるもの酔わずに過ごすとしたら、とんちんかんな話で、今を盛りと咲きほこっている東の園の桃や李に對しても申しわけのないことになろう。

國立高雄科技大學應用英語系、高瞻科技不分系/國立彰化師範大學英語系