唐詩平行語料庫研究計畫


題名: 登金陵鳳凰臺
作者: 李白
鳳凰臺上鳳凰遊,鳳去臺空江自流。吳宮花草埋幽徑,晉代衣冠成古丘。三山半落青天外,二水中分白鷺洲。總爲浮雲能蔽日,長安不見使人愁。
英譯: Once in the Phoenix Tower the phoenix made her nest, Now the phoenix has gone, the tower empty, only the river flowing on. There were flowers in the garden of Wu, but the paths are now hidden in deep grass. Here the great lords of Chin are buried in grave-mounds. Half of these three mountains stretched into the blue sky. The river’s two streams wander round the White Heron Island. Floating clouds for ever are shading the rays of the sun. And I am grief-stricken because I cannot see Chang-an.
The phoenix birds once frolicked on Phoenix Terrace, The birds are gone, the terrace empty, and the river flows on. Flourishing flowers of Wu Palace are buried beneath dark trails; Caps and gowns of Tsin times all lie in ancient mounds. The Three-peaked Mountain half visible under the blue sky, The two-forked stream separated by White-egret Isle. It's always the clouds that block the sun, I do not see Ch'ang-an and I grieve.
Here once on the Phoenix Bird Tower the phoenix birds came to nest. Now the birds are gone, and the tower empty; only the river flows aimlessly on. Here where the garden of Wu palace bloomed, the deep grass hides the paths; Where the kings of Chin vaunted their regalia, is only an old hill. I see the three peaks hang aloft as though half-dropt from the sky, And the river divide in two streams, holding the White Heron Island between. But the floating clouds cover the sun, And the city of Chang-an is lost in distance and gloom.
日譯: 鳳凰臺の上を鳳皇が翔り飛んでいるといったのは、むかしのこと。鳳皇は飛び去ってしまい、むかしの臺も残っていない。あたりには揚子江が滔滔と流れている。 吳宮の庭に咲きほ こった木々や草の花は、今はほの暗い小道のなかに埋もれてしまった。きらびやかな衣冠をつけた晋代の王侯貴族たちも今は古びた岡のべの土となってしまった。 はるかに三山を望めば半分は青空のかなたに落ちかかったようにかすれて消え、奥地から出て來た川が白驚洲のあたりで二つにわかれて郊外をめぐっているのが見える。 長安のあたりと思われる方角を見ると、浮き雲がたちこめて日をおおいつくし、何も見えない。どちらにしても、もちろん長安が見えるはずはないのだが。わたしは憂鬱なおもいにとさされてくる。
鳳皇臺上(ほうわうだいじゃう) 鳳皇(ほうわう)遊(あそ)ぶ。 鳳(ほう)去(さ)り臺空(だいむな)しうして江(かう)自(おのづか)ら流(なが)る。 吳宮(ごきゅう)の花草(くわさう) 幽徑(いうけい)に埋(うづ)もれ、 晉代(しんだい)の衣冠(いくわん) 古丘(こきう)と成(な)る。 三山(さんざん) 半(なかば) 落(お)つ 青天(せいてん)の外(ほか)、 二水(じすい) 中分(ちゅうぶん)す 白鷺洲(はくろしう)。 總(す)べて浮雲(ふうん)の能(よ)く日(ひ)を蔽(おほ)ふが為(ため)に 長安(ちゃうあんみ)見えず 人(ひと)をして愁(うれ)へしむ。
鳳皇臺上 鳳皇遊ぶ。 鳳去り臺空しうして江自ら流る。 吳宮の花草 幽徑に埋もれ、 晉代の衣冠 古丘と成る。 三山 半 落つ 青天の外、 二水 中分す 白鷺洲。 總べて浮雲の能く日を蔽ふが為に 長安見えず 人をして愁へしむ。
ここ鳳凰台の地には、かつて風凰が飛び来たって遊んだと言うが、今は風凰も去ってしまい、むなしく台だけが残り、下には昔変わらぬ揚子江の水ばかりが悠々と流れている。 呉王の宮殿に咲き競った草花は、人もかよわぬ細道に埋れさり、 東晋の朝廷に衣冠を正した貴族たちも、すべて死して古丘の土となった。 見わたせば西方に連なる三山は、半ば雲に隠れて青天の果てに消え落ちたかのようだ。そしてひとすじの水の流れは、川中の白鷺洲によって二つにさかれている。 何にせよ、あの浮き雲が、太陽の光をさえぎっているがために、遠く慕わしい、都長安を眺めやることもできず、私の心を愁いに沈ま せるのだ。
鳳皇台上(ほうわうだいじゃう) 鳳皇(ほうわう)遊(あそ)び 鳳(ほう)去(さ)り 台空(だいむな)しくして 江(かう)自(おのづか)ら流(なが)る 吳宮(ごきゅう)の花草(くわさう)は 幽徑(いうけい)に埋(うづ)もれ 晉代(しんだい)の衣冠(いくわん)は 古丘(こきう)と成(な)る 三山(さんざん) 半(なか)ば落(お)つ 青天(せいてん)の外(そと) 一水(いっすい) 中分(ちゅうぶん)す 白鷺洲(はくろしう) 総(す)べて浮雲(ふうん)の能(よ)く日(ひ)を蔽(おほ)ふが為(た)めに 長安(ちゃうあんみ)見(み)えず 人(ひと)をして愁(うれ)へしむ
鳳皇台上 鳳皇遊び 鳳去り 台空しくして 江自ら流る 吳宮の花草は 幽徑に埋もれ 晉代の衣冠は 古丘と成る 三山 半ば落つ 青天の外 一水 中分す 白鷺洲 総べて浮雲の能く日を蔽ふが為めに 長安見えず 人をして愁へしむ
昔、隠屋台の上に鳳凰が遊んだというが、 今は鳳凰は去り、台には何もなく、大江だけが昔と変わらず流れている。 三国の呉の宮殿に咲いたであろう草花は、ひとけのない小道をうずめ、 東晋のころの朝臣たちは、古い丘の土になってしまった。 はるかに望む三山は、かすんで、半分は空のむこうに落ちているかのよう。 秦淮の流れを分けているのは、白鷺洲である。 何といっても、浮き雲が日をおおいかくしているせいで、 長安が見えず、私は憂いに沈むのである。
鳳皇台上(ほうわうだいじょう) 鳳皇(ほうわう)遊(あそ)ぶ 鳳(ほう)去(さ)り臺空(だいむな)しうして 江(こう)自(おのず)から流(なが)る 吳宮(ごきゅう)の花草(かそう) 幽徑(いうけい)に埋(うず)め 晉代(しんだい)の衣冠(いかん)は丘(こきゅう)と成(な)る 三山(さんざん)半(なか)ば落(お)つ 青天(せいてん)の外(そと) 二水(にすい)中分(ちゅうぶん)す 白鷺洲(はくろしゅう) 総(す)べて浮雲(ふうん)の能(よ)く日(ひ)を蔽(おお)ふが為(ため)に 長安(ちょうあん)見(み)えず 人(ひと)をして愁(うれ)えしむ
鳳皇台上 鳳皇遊ぶ 鳳去り臺空しうして 江自から流る 吳宮の花草 幽徑に埋め 晉代の衣冠は丘と成る 三山半ば落つ 青天の外 二水中分す 白鷺洲 総べて浮雲の能く日を蔽ふが為に 長安見えず 人をして愁えしむ
昔、鳳凰台の上に鳳屋が遊んだというが、 今は鳳凰は去り、台には何もなく、大江だけが昔と変わらず流れている。 三国の呉の宮殿に咲いたであろう草花は、ひとけのない小道をうずめ、 東晋のころの朝臣たちは、古い丘の土になってしまった。 はるかに望む三山は、かすんで、半分は空のむこうに落ちているかのよう。 秦淮の流れを分けているのは、白鷺洲である。 何といっても、浮き雲が日をおおいかくしているせいで、 長安が見えず、私は憂いに沈むのである。
鳳皇台上(ほうおうだいじょう) 鳳皇(ほうおう)遊(あそ)ぶ 鳳(ほう)去(さ)り台空(だいむな)しうして 江(かう)自(おのず)から流(なが)る 吳宮(ごきゅう)の花草(かそう)は幽徑(ゆうけい)に埋(うず)め 晉代(しんだい)の衣冠(いかん)は古丘(こきゅう)と成(な)る 三山(さんざん)半(なか)ば落(お)つ 青天(せいてん)の外(そと) 二水(じすい)中分(ちゅうぶん)す 白鷺洲(はくろしゅう) 総(す)べて浮雲(ふうん)の能(よ)く日(ひ)を蔽(おほ)うが為(ため)に 長安(ちょうあん)見(み)えず 人(ひと)をして愁(うれ)えしむ
鳳皇台上 鳳皇遊ぶ 鳳去り台空しうして 江自から流る 吳宮の花草は幽徑に埋め 晉代の衣冠は古丘と成る 三山半ば落つ 青天の外 二水中分す 白鷺洲 総べて浮雲の能く日を蔽うが為に 長安見えず 人をして愁えしむ

國立高雄科技大學應用英語系、高瞻科技不分系/國立彰化師範大學英語系