題名: | 見京兆韋參軍量移東陽二首 一 |
作者: | 李白 |
潮水還歸海,流人却到吳。相逢問愁苦,淚盡日南珠。 | |
英譯: | 暫無英譯內容 |
日譯: |
よせてくる潮ば再び海にかえってゆく。流人の君も吴の地までひきかえしてきた。 ふと途中で出逢ったので配所の愁いや苦しみを尋ねたら、あの南海にすむ鮫人のながす眞珠の涙のように、泣いて泣いて泣きつくしてしまったという答えだった。
潮水(てうすい) 還(また) 海(うみ)に歸(かへ)り、 流人(りうじん) 卻(かへ)って吳(ご)に到(いた)る。 相逢(あひあ)うて愁苦(しうく)を問(と)へば、 涙(なみだ)ば盡(つ)く 日南(にちなん)の珠(しゅ)。 潮水 還 海に歸り、 流人 卻って吳に到る。 相逢うて愁苦を問へば、 涙ば盡く 日南の珠。 |