唐詩平行語料庫研究計畫


題名: 宿桐廬江寄廣陵舊遊
作者: 孟浩然
山暝聞猿愁,滄江急夜流。風鳴兩岸葉,月照一孤舟。建德非吾土,維揚憶舊遊。還將兩行淚,遙寄海西頭。
英譯: 暫無英譯內容
日譯: 山(やま)は暗(くら)く日暮(ひぐ)れの色(いろ)となって、猿(さる)の悲(かな)しいなき声(こえ)に耳(みみ)を澄(す)ませると、青(あお)い水(みず)の川(かわ)は、急流(きゅうりゅう)であって、夜闇(やあん)の中(なか)を、音高(おとたか)く、わが旅(たび)の愁(うれ)いをそそって流(なが)れる。風(かぜ)は両岸(りょうがん)の木(こ)の葉(は)を鳴(な)らして吹(ふ)き、月(つき)は、孤独(こどく)な旅人(たびびと)であるわが一(いっ)そうの小舟(こふね)を照(て)らしている。 この桐廬江(どうろこう)の上流(じょうりゅう)建徳(けんとく)の地(ち)はわが郷土(きょうど)ではない。今(いま)はただすでに別(わか)れて来(き)た維揚広陵(いようこうりょう)の地(ち)の旧友(きゅうゆう)を思(おも)うばかり。だからまた、ここでふたすじの涙(なみだ)の痕(あと)とも称(しょう)すべき、この一編(いっぺん)の詩(し)を、遥(はるか)か海西(かいせい)のほとり維揚(いよう)=広陵(こうりょう)の人(ひと)におくる次第(しだい)なのである。
山は暗く日暮れの色となって、猿の悲しいなき声に耳を澄ませると、青い水の川は、急流であって、夜闇の中を、音高く、わが旅の愁いをそそって流れる。風は両岸の木の葉を鳴らして吹き、月は、孤独な旅人であるわが一そうの小舟を照らしている。 この桐廬江の上流建徳の地はわが郷土ではない。今はただすでに別れて来た維揚広陵の地の旧友を思うばかり。だからまた、ここでふたすじの涙の痕とも称すべき、この一編の詩を、遥か海西のほとり維揚=広陵の人におくる次第なのである。
山(やま)暝(くら)くして、猿(さる)の愁(うれ)ふるを聴(き)き、滄江(そうこう)急(きゅう)にして夜(よる)流(ながる) 風(かぜ)は鳴(な)らす 両岸(りょうがん)の葉(は)、月(つき)は照(て)らす 一(い)ち孤舟(こしゅう) 建德(けんとく) 吾(わ)が土(ど)に非(あら)ず、維揚(いよう) 旧遊(きゅうゆう)を憶(おも)ふ 還(ま)た両行(りょうこう)の淚(なみだ)を将(もっ)て、遥(はる)かに寄(よ)す 海西(かいせい)の頭(ほとり)
山暝くして、猿の愁ふるを聴き、滄江急にして夜流 風は鳴らす 両岸の葉、月は照らす 一ち孤舟 建德 吾が土に非ず、維揚旧遊を憶う 還た両行の淚を将て、遥かに寄す 海西の頭
山は日暮れて猿の声淋しく 江は夜に入って流れが激しい 風は両岸の樹の葉を鳴らし 月はわが孤舟を照らす この桐歴とてわが故郷ではなく 別れてきた揚州の友こそ懐しい されば両行の涙もて はるか揚州のかたに送りまいらす
山暝(くら)くして猿(さる)の愁(うれ)うるを聴(き)く 滄江(そうこう) 急にして夜(よる)流る 風は鳴らす 両岸(りょうがん)の葉(は) 月は照らす 一孤舟(こしゅう) 建德(けんとく)は吾(わ)が土(ど)に非(あら)ず 維揚(いよう) 旧遊を憶(おも)う 還(また)両行(りょうこう)の淚を将(もっ)て 遥(はる)かに寄す 海西(かいせい)の頭(とう)
山暝くして猿の愁うるを聴く 滄江 急にして夜流る 風は鳴らす 両岸の葉 月は照らす 一孤舟 建德は吾が土に非ず 維揚 旧遊を憶う 還両行の淚を将て 遥かに寄す 海西の頭

國立高雄科技大學應用英語系、高瞻科技不分系/國立彰化師範大學英語系