唐詩平行語料庫研究計畫


題名: 宿業師山房期丁大不至
作者: 孟浩然
夕陽度西嶺,羣壑倏已暝。松月生夜涼,風泉滿清聽。樵人歸欲盡,煙鳥棲初定。之子期宿來,孤琴候蘿逕。
英譯: The evening sun sets beyond the western ranges, And in a moment, all of the valleys grow dark. The moonlit pines bring forth the cool of night, Wind and running water fill my clean hearing. Soon the woodsmen will be back in their homes; Birds find their roosts now in the misty trees. It is you that has not come by the time agreed; And I wait alone with my lute in the vine-grown lane.
The sun has sunk behind the western hill, And darkness glides across the vale below; Between the firs the moon shines cold and chill, No breezes whisper to the streamlet's flow. Belated woodsmen homeward hurry past, Birds seek their evening refuge in the tree; O my beloved, wilt thou come at last? With lute, among the flowers, I wait for thee.
Now that the sun has set beyond the western range, Valley after valley is shadowy and dim ... And now through pine-trees come the moon and the chill of evening, And my ears feel pure with the sound of wind and water.... Nearly all the woodsmen have reached home, Birds have settled on their perches in the quiet mist ... And still—because you promised—I am waiting for you, wait-ing, Playing my lonely lute under a wayside vine.
日譯: 夕陽(せいよう) 西嶺(せいれい)に度(わた)り、群壑(ぐんがく) 倏(たちま)ち已(すで)に暝(くら)し 松月(しょうげつ) 夜涼(やりょうを)生(しょう)じ、風泉(ふうせん) 清(せいちょう)満(み)つ 樵人(しょうじん) 帰(かえ)りて尽(つ)きんと欲(ほっ)し、烟鳥(えんちょう) 棲(す)みて初(はじ)めて定(さだ)まる 之(こ)の子(こ) 宿来(しゅくらい)を期(き)す、孤琴(こきん) 蘿逕(らけい)に候(ま)つ
夕陽 西嶺に度り、群壑 倏ち已に暝し 松月 夜涼生じ、風泉 清満つ 樵人 帰りて尽きんと欲し、烟鳥 棲みて初めて定まる 之の子 宿来を期す、孤琴 蘿逕に候つ
夕日は西の峰のあたりに沈んで、多くの谷は、にわかに日が暮れて暗くなってしまった。松の木にかかる月は、夜の涼しさの生じたことを感じさせ、風の吹きわたる泉には、清らかなひびきが満ちている。きこりも、家に帰り去って、だれ一人残る人はいなくなろうとしており、雲間を飛ぶ鳥も、そのねぐらに帰って、今しもおちついたばかり。 あのわが友丁大は、とまりにやって来る約束をしたはず、ひとりで琴をひきながら、わたしはつたかずらの茂ったこみちに待ちうけているのだ。
夕日(ゆうひ)は西(にし)の峰(みね)のあたりに沈(しず)んで、多(おお)くの谷(たに)は、にわかに日(ひ)が暮(く)れて暗(くら)くなってしまった。松(まつ)の木(き)にかかる月(つき)は、夜(よる)の涼(すず)しさの生(しょう)じたことを感(かん)じさせ、風(かぜ)の吹(ふ)きわたる泉(いずみ)には、清(きよ)らかなひびきが満(み)ちている。きこりも、家(いえ)に帰(かえ)り去(さ)って、だれ一人(ひとり)残(のこ)る人はいなくなろうとしており、雲間(うんかん)を飛(と)ぶ鳥(とり)も、そのねぐらに帰(かえ)って、今(いま)しもおちついたばかり。 あのわが友(とも)丁大(ちょうだい)は、とまりにやって来(く)る約束(やくそく)をしたはず、ひとりで琴(こと)をひきながら、わたしはつたかずらの茂(しげ)ったこみちに待(ま)ちうけているのだ。
夕陽(ゆうひ)は西山(にしやま)の彼方(かなた)に沈(しず)み 谷(たに)々は忽(たちま)ちにはや瞑(くら)くなった 松(まつ)にかかる月(つき)に夜(よる)は涼(すず)しく 風(ふう)さやぐ泉(いずみ)の響(ひび)きは清(きよ)らかだ そまびとは皆(みな)家路(いえじ)につき 雲(くも)ゆく鳥(とり)も塒(ねぐら)に帰(かえ)った かの友(とも)がこよい泊(と)まりに来(き)るというので ひとり琴(こと)を抱(だ)いて蘿(つた)の小路(こうじ)に待(ま)ち明(あき)かした
夕陽は西山の彼方に沈み 谷々は忽ちにはや瞑くなった 松にかかる月に夜は涼しく 風さやぐ泉の響きは清らかだ そまびとは皆家路につき 雲ゆく鳥も塒に帰った かの友がこよい泊まりに来るというので ひとり琴を抱いて蘿の小路に待ち明かした
夕陽(せきよう) 西嶺(せいれい)に度(わた)り 羣壑(うんがく) 倏(たちま)ち已(すで)に瞑(くら)し 松月(しょうげつ) 夜涼(やりょう)を生(しょう)じ 風泉(ふうせん) 清聴(せいちょう)に満(み)つ 樵人(しようじん) 帰(かえ)り尽(つ)きむと欲(ほっ)し 煙鳥(えんちよう ) 棲(す)んで初(はじ)めて定(さだ)まる 之(こ)の子(こ) 宿来(しゅくらい)を期(き)す 孤琴(こきん) 蘿逕(らけい)に候(ま)つ
夕陽 西嶺に度り 羣壑 倏ち已に瞑し 松月 夜涼を生じ 風泉 清聴に満つ 樵人 帰り尽きむと欲し 煙鳥 棲んで初めて定まる 之の子 宿来を期す 孤琴 蘿逕に候つ

國立高雄科技大學應用英語系、高瞻科技不分系/國立彰化師範大學英語系