題名: | 塞下曲四首 一 |
作者: | 常建 |
玉帛朝回望帝鄉,烏孫歸去不稱王。天涯靜處無征戰,兵氣銷爲日月光。 | |
英譯: | 暫無英譯內容 |
日譯: |
烏孫王は玉帛をささげて入朝し、天子に拜謁して退出したが、それからも常に天子のいます都の方を眺めて、敬慕の念を示した。歸國しても自分で國王を僣稱することはなくなった。天のはてまでも静かにおさまって、とこにもいくさなどはなくなった。戦亂の氣は消え失せ、日月の光が四海を照らして、あまねく輝きわたる世となった。めでたいことではないか。
玉帛(ぎょくはく) 朝(てう)より囘(かへ)って帝郷(ていきゃう)を望(のぞ)む。 烏孫(うそん)帰(かへ)り去(さ)って王(わう)と稱(しょう)ぜず。 天涯(てんがい)静(しづ)かなる處 (ところ) 征戦(せいせん)無(な)し。 兵氣(へいき)は銷(き)えて日月(じつげつ)の光(ひかり)と爲(な)る。 玉帛 朝より囘って帝郷を望む。 烏孫帰り去って王と稱ぜず。 天涯静かなる處 征戦無し。 兵氣は銷えて日月の光と爲る。 |