題名: | 送薛大赴安陸 |
作者: | 王昌齡 |
津頭雲雨暗湘山,遷客離憂楚地顏。遙送扁舟安陸郡,天邊何處穆陵關。 | |
英譯: | 暫無英譯內容 |
日譯: |
わたし場のあたりは雲がたれこめ、雨がふりこめ、君山も暗くて見えない。わたしは左遷されて流れて來たもの、ゆうぅつなおもいに沈んで、むかしの楚の人の、いわ いようこ ゆる顔色憔悴し、形容枯槁すというありさまだ。薛君がここから小舟に乗って、はるかに安陸郡へ行くのを見送ることになった。空のはて、どのあたりが穆陵關の方角だろうか。
津頭(しんとう)の雲雨(うんう) 湘山(しゃうざん)暗(くら)し。 遷客(せんかく)の離憂(りいう) 楚地(そち)の顔(かんばせ)。 遙(はるか)に扁舟(へんしう)を送(おく)る 安陸郡(あんりくぐん)。 天邊(てんぺん) 何(いづ)れの處(ところ)か 穆陵關(ぼくりょうくわん)。 津頭の雲雨 湘山暗し。 遷客の離憂 楚地の顔。 遙に扁舟を送る 安陸郡。 天邊 何れの處か 穆陵關。 |