題名: | 從軍行七首 一 |
作者: | 王昌齡 |
烽火城西百尺樓,黃昏獨上海風秋。更吹羌笛關山月,無那金閨萬里愁。 | |
英譯: | 暫無英譯內容 |
日譯: |
烽火城の西に高くそびえる星楼。黄昏のなか、ひとり孤独に楼上にのぼれば、砂漠の彼方から吹き寄せてくる風は、すでに$まぎれもなく$秋の風。さらに誰かが吹く羌笛の音を聞けば、$それは望郷の思いをいっそうつのらせる$「関山月」の曲ではないか。遥か万里の彼方、我が故郷にいる妻を偲ぶ悲しみは、どうすることもできないのだ。
烽火(ほうくわ)城西(じゃうせい) 百尺(ひゃくせき)の樓(ろう) 黄昏(くわうこん) 独(ひと)り上(のぼ)る 海風(かいふう)の秋(あき) 更(さら)に羌笛(きゃうてき)を吹(ふ)く 関山月(くわんざんげつ) 那(いか)んともする無(な)し 金閨(きんけい)万里(ばんり)の愁(うれ)ひ 烽火城西 百尺の樓 黄昏 独り上る 海風の秋 更に羌笛を吹く 関山月 那んともする無し 金閨万里の愁ひ |