唐詩平行語料庫研究計畫


題名: 望薊門
作者: 祖詠
燕臺一望客心驚,簫鼓喧喧漢將營。萬里寒光生積雪,三邊曙色動危旌。沙場烽火連胡月,海畔雲山擁薊城。少小雖非投筆吏,論功還欲請長纓。
英譯: 暫無英譯內容
日譯: 燕王の遺跡に來てみると、旅のこころがハっと驚かされる。ピーピービンドンやかましく響いてくる笛や太鼓の軍樂、あれは中國駐屯軍の司令官の陣營からだ。萬里もつづくと見えるさむざむとした光が、ふりつもった雪からさしている。東・西・北と三方の邊境にわたって曙の色が白々と輝きそめ、高く押したてられた旗じるしかが、次にひるがえるのが目にうつる。塞外の荒地から傳えられるのろしの火は、もの凄い不景氣な胡地の月かげを薄れさせるほど盛んなものだ。海をひかえて漠々たる雲のかかった山々が、薊門の城壁をとりかこんでいる。この前線基地に身をおいてみると、昔の英雄班超が筆耕のふでを投げすてて邉境攻略の先驅者になったような素質は若いときからわたしにはなかったけれども、この前線基地に身をおいてみると、さすがのわたしもなんだか功名手柄をたててみたい。昔の終軍のように皇帝から長い纓を頂戴して、それで南越王をしばりあげてつれてかえりましょうと廣言したような気分に、剎那的にされてしまうというものだ。
燕臺(えんだい)一(ひと)たび望(のぞ)めば客心(かくしん)驚(おどろ)く。 簫鼓(せうこ)喧喧(けんけん)たり漢將(かんしゃう)の營(えい)。 萬里(ばんり)の寒光(かんくわう) 積雪(せきせつ)に生(しゃう)じ、 三邊(さんべん)の曙色(しょしょく) 危旌(きせい)を動(うご)かす。 沙場(さぢゃう)の烽火(ほうくわ) 胡月(こげつ)を侵(をか)し、 海畔(かいはん)の雲山(うんざん) 薊城(けいじゃう)を擁(よう)す。 少小(せうせう)より筆(ふで)を投(とう)ずる吏(り)に非(あら)ずと雖(いへど)も 功(こう)を論(ろん)じて 還(また) 長纓(ちゃうえい)を請(こ)はんと欲(ほっ)す。
燕臺一たび望めば客心驚く。 簫鼓喧喧たり漢將の營。 萬里の寒光 積雪に生じ、 三邊の曙色 危旌を動かす。 沙場の烽火 胡月を侵し、 海畔の雲山 薊城を擁す。 少小より筆を投ずる吏に非ずと雖も 功を論じて 還 長纓を請はんと欲す。

國立高雄科技大學應用英語系、高瞻科技不分系/國立彰化師範大學英語系