唐詩平行語料庫研究計畫


題名: 使至塞上
作者: 王維
單車欲問邊,屬國過居延。征蓬出漢塞,歸雁入胡天。大漠孤煙直,長河落日圓。蕭關逢候吏,都護在燕然。
英譯: En route to the border, my lone carriage Passes through the vassal state of Juyan— A wisp of thatching blown beyond the Han frontier, A $wild$ goose returning through barbarian skies. Straight is the lonely line of smoke above the desert vast, And round, the sun that sets upon the long river. Meeting horsemen patrolling the Xiao Pass, I learn that the governor general is at Yanran.
日譯: 單車(たんしゃ) 邊(へん)を問(と)はんと欲(ほっ)す。 屬國(ぞくこく) 居延(きょえん)を過(す)ぐ。 征蓬(せいほう) 漢塞(かんさい)を出(い)で、 歸雁(きがん) 胡天(こてん)に入(い)る。 大漠(たいばく) 孤煙直(こえんなほ)く、 長河(ちゃうか) 落日(らくじつ) 圓(まどか)なり。 蕭關(せうくわん) 候騎(こうき)に逢(あ)ふ。 都護(とご) 燕然(えんぜん)に在(あ)り。
單車 邊を問はんと欲す。 屬國 居延を過ぐ。 征蓬 漢塞を出で、 歸雁 胡天に入る。 大漠 孤煙直く、 長河 落日 圓なり。 蕭關 候騎に逢ふ。 都護 燕然に在り。
たった一臺の車に乗って邊境に向かうわたしは、朝命を帶びて派遣されたもので、昔の漢の典屬國であった蘇武さながらの氣持ちである。行くさきは遠い居延である。わたしは風のまにまに地面をころがってゆく枯蓬といっしょで、しょんぼり中國軍の要塞を出てゆくと、春、北に帰ってゆく雁の群れが異國の空に消えてゆくのが目には いった。風がないで、大沙漠にはなんの煙か一すじまっすぐに立ちのぼっている。黄河の長い流れのかなた、地平線に沈んでゆく赤い夕日は異常に大きく真圓く見える。 蕭關という關所で、諜報連絡にあたる騎兵に出逢った。その騎兵と話のついでに都護はどうしていられるかときくと、昔の竇憲大將軍のように蠻族を威壓して燕然山のところに進駐せられ、お元氣とのこと、ほっと何か心丈夫な氣になった。
一台の車で、辺境視察のために、 典属国のわたしは遥かな居延をめざす。 風のまにまに転がる蓬にも似たわが身は漢の塞を出て、 北に帰る雁と同じく異境の空の下に入った。 砂漠にまっすぐ立ちのぼるひとすじの煙、 黄河の源にまるい夕日が落ちてゆく。 蕭関で斥候の騎兵に出会ってたずねたら、 将軍はもう燕然山においでとか。
單車(たんしゃ)もて辺(へん)を問(と)わんと欲(ほっ)し 属國(ぞくこく) 居延(きょえん)を過(す)ぐ 征蓬(せいほう) 漢塞(かんさい)を出(い)で 帰雁(きがん) 胡天(こてん)に入(い)る 大漠(たいばく) 孤煙直(こえんすぐ)に 長河(ちゃうか) 落日(らくじつ) 円(まどか)なり 蕭關(しょうかん)にて候騎(こうき)に逢(あ)えば 都護(とご)は燕然(えんぜん)に在(あ)り
單車もて辺を問わんと欲し 属國 居延を過ぐ 征蓬 漢塞を出で 帰雁 胡天に入る 大漠 孤煙直に 長河 落日 円なり 蕭關にて候騎に逢えば 都護は燕然に在り
一台の車で、辺境視察のために、 典属国のわたしは遥かな居延をめざす。 風のまにまに転がる蓬にも似たわが身は漢の塞を出て、 北に帰る雁と同じく異境の空の下に入った。 砂漠にまっすぐ立ちのぼるひとすじの煙、 黄河の源にまるい夕日が落ちてゆく。 蕭関で斥候の騎兵に出会ってたずねたら、 将軍はもう燕然山においでとか。
單車(たんしゃ)もて辺(へん)を問(と)わんと欲(ほっ)し 属国(ぞくこく) 居延(きょえん)を過(す)ぐ 征蓬(せいほう) 漢塞(かんさい)を出(い)で 帰雁(きがん) 胡天(こてん)に入(い)る 大漠(たいばく) 孤煙(こえん)直(すぐ)に 長河(ちょうか) 落日(らくじつ) 円(まどか)なり 蕭関(しょうかん)にて候騎(こうき)に逢(あ)えば 都護(とご)は燕然(えんぜん)に在(あ)り
單車もて辺を問わんと欲し 属国 居延を過ぐ 征蓬 漢塞を出で 帰雁 胡天に入る 大漠 孤煙直に 長河 落日 円なり 蕭関にて候騎に逢えば 都護は燕然に在り

國立高雄科技大學應用英語系、高瞻科技不分系/國立彰化師範大學英語系