題名: | 曲江 |
作者: | 杜甫 |
朝回日日典春衣,每日江頭盡醉歸。酒債尋常行處有,人生七十古來稀。穿花蛺蝶深深見,點水蜻蜓款款飛。傳語風光共流轉,暫時相賞莫相違。 | |
英譯: | 暫無英譯內容 |
日譯: |
朝廷から退出すると、毎日、春着を質に入れ、曲江のほとりで思いきり飲んで帰っきられる者はめったにいないのだ。
酒代の借金は、ふだん通っている店ならどこにでもある。どえせこの人生、七十まで生きられる者はめったにいないのだ。
花に食いついているアゲハが茂みの奥に見え、トンボが水面に尾を打ちつけながらゆったりと飛んでいる。
だが、のんびりしたこの眺めもすべて移り変わっていく。せっかくの眺め、どうかしばらくはじっくりと味わってほしい。
朝(ちょう)より回(かえ)りて日日に(ひび)に春衣(しゅんい)を典(てん)し、 毎日(まいにち) 江頭(こうとう) 酔(よ)いを尽(つ)くして帰(かえ)る。 酒債(しゅさい) 尋常(じんじょう) 行(ゆ)く処(ところ)に有(あ)り、 人生(じんせい) 七十(しちじゅう) 古来(こらい)稀(まれ)なり。 花(はな)を穿(うが)つ蛺蝶(きょうちょう) 深深(しんしん)として見(み)え、 水(みず)に点(てん)ずる蜻蜓(せいれい) 款款(かんかん)として飛(と)ぶ。 伝語(でんご)す 風光(ふうこう)共(とも)に流転(るてん)す、 暫時(ざんじ) 相賞(あいしょう)して相違(たが)う莫(な)かれと。 朝より回りて日日にに春衣を典し、 毎日 江頭 酔いを尽くして帰る。 酒債 尋常 行く処に有り、 人生 七十 古来稀なり。 花を穿つ蛺蝶 深深として見え、 水に点ずる蜻蜓 款款として飛ぶ。 伝語す 風光共に流転す、 暫時 相賞して相違う莫かれと。 |