題名: | 從軍行 |
作者: | 王昌齡 |
青海長雲暗雪山,孤城遙望雁門關。黃沙百戰穿金甲,不破樓蘭終不還。 | |
英譯: |
Within the Western Quarter upon this lofty tower
The beacon fire lies ready against the fated hour.
Across the yellow twilight upon its sea-breeze wings
The stir of coming Autumn its melancholy brings.
Above the Pass and o'er the Hills the lonely Moon is bright;
And thrills to hear my homesick flute cry wailing through the night.
The thought of our sweet chamber; the longing and the smiles,
Why should they come to vex me across so many miles?
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日譯: |
青海に長くたなびく雲がたれこめ、雪をいただく山は暗く見える。
平原にポツンと立つとりでから、はるか東方、故郷のかたにある玉門関を望み見る。
黄色い砂塵の飛ぶこの砂漠で、数えきれぬほどの戦いを重ね て、さしもの堅いよろいやかぶとも穴があいてしまった。
だが、楼蘭を破らぬかぎり、故国へは帰らぬぞ。
青海(せいかい)の長雲(ちょううん) 雪山(せつざん)に暗(くら)し 孤城(こじょう)遙(はる)かに望(のぞ)む 玉門關(ぎょくもんかん) 黄沙百戰(くわりさひゃくせん) 金甲(きんこう)を穿(うが)つも 楼蘭(ろうらん)を破(やぶ)らずんば終(つい)に還(かえ)らじ 青海の長雲 雪山に暗し 孤城遙かに望む 玉門關 黄沙百戰 金甲を穿つも 楼蘭を破らずんば終に還らじ 青海に雲が長くたなびき、雪山も暗くかげっている。このぽつんと取り残されたような辺塞から、遥かに玉門関を望むことができる。 沙漠の上で何度も戦いを交えたので、堅いよろいにも穴があいてしまった。だが、楼蘭を撃ち破らないうちは、断じて帰らないぞ。 青海(せいかい)の長雲(ちょううん) 雪山(せつざん)に暗(くら)し、 孤城(こじょう)遙(はる)かに望(のぞ)む 玉門關(ぎょくもんかん)。 黄沙百戰(こうさひゃくせん) 金甲(きんこう)を穿(うが)つも、 楼蘭(ろうらん)を破(やぶ)らずんば終(つい)に還(かえ)らじ。 青海の長雲 雪山に暗し、 孤城遙かに望む 玉門關。 黄沙百戰 金甲を穿つも、 楼蘭を破らずんば終に還らじ。 |