唐詩平行語料庫研究計畫


題名: 絕句
作者: 杜甫
江碧鳥逾白,山青花欲燃。今春看又過,何日是歸年。
英譯: Upon the river's whiteness the birds more clearly fly. And with the greenness of the hills the flowers more brightly vie. In gazing on them all this Spring has slowly passed away. The day that brings me home again—how long will Time deny?
日譯: エメラルド色に染められた江水に映じて飛ぶ水鳥の白さが一層きわだって見え、新緑の山に點點と咲く花の紅は燃えるばかりにあざやかで、見るからに美しい春の景色である。しかし春は留ってはくれず、今年の春もかくて見る間に過ぎ走ってしまう。わが身にはいつになったら懐しい故郷に歸れる年が來るだろう。
錦江の水は深みどり色に澄み、そこに遊ぶ水鳥はますます白くみえる。 山の木は緑に映え、花は燃えるように真っ赤である。 今年の春もみるみるうちに過ぎ去ってしまおうとしている。 いったい、いつになったら故郷に帰れるときが、やってくるのであろうか。
江碧(かうみどり)にして鳥(とり)逾(いよ)いよ白(しろ)く 山青(やまあお)くして花(はな)然(も)えんとす 今春(こんしゅん) 看(み)すみす又(また)過(す)ぐ 何(いず)れの日(ひ)か 是(こ)れ帰年(きねん)ならん
江碧にして鳥逾いよ白く 山青くして花然えんとす 今春 看すみす又過ぐ 何れの日か 是れ帰年ならん
川は深緑に映え、鳥の白さがいちだんと際立つ。山は緑一色で、花は燃えんばかりに咲いている。 今年の春もあっというまに過ぎ去っていく。いったい、いつになったら故郷に帰れるのか。
江(こう)は碧(みどり)にして鳥(とり)逾(いよ)いよ白(しろ)く、 山(やま)は青(あを)くして花(はな)然(も)えんと欲(ほっ)す。 今春(こんしゅん) 看(み)すみす又(また)過(す)ぐ、 何(いず)れの日(ひ)か是(こ)れ帰年(きねん)ならん。
江は碧にして鳥逾いよ白く、 山は青くして花然えんと欲す。 今春 看すみす又過ぐ、 何れの日か是れ帰年ならん。

國立高雄科技大學應用英語系、高瞻科技不分系/國立彰化師範大學英語系