唐詩平行語料庫研究計畫


題名: 贈錢起秋夜宿 靈臺寺見寄
作者: 郎士元
石林精舍武溪東,夜叩禪扉謁遠公。月在上方諸品靜,心持半偈萬縁空。蒼苔古道行應遍,落木寒泉聽不窮。更憶雙峰最高頂,此心期與故人同。
英譯: 暫無英譯內容
日譯: 石林の精舎は武溪の東にあるが、君は夜、その禪寺の扉をたたいて、遠公のような住持に逢いに行かれた。月は上方の淨地にてりわたって、ものみな静寂のなかにあり、 お住持は諸行無常の半半偈をとなえられて一切空の心境があらわれている。あおぐろく苦蒸した古い道を、君はくまなく歩いてゆかれただろう。そうすると、木々の落葉する音、つめたい泉の湧くひびきは、聴いても聴いても盡きないだろう。わたしはさらに想像する、君が眺めていられるその二つの峯の絶頂を。わたしの心も、それを眺めるわが親しい友の心と、ぜひ同じでありたいと思っている。
石林(せきりん)の精舍(しゃうじゃ) 武溪(ぶけい)の東(ひがし)。 夜(よる) 禪扉(ぜんび)を叩(たた)いて遠公(をんこう)に謁(えっ)す。 月(つき)は上方(じゃうはう)に在(あ)りて諸品(しょぼん)靜(しづ)かに、 心は半偈を持して萬緣空し。 蒼苔(さうたい)の古道(こだう) 行(ゆ)いて應(まさ)に遍(あまね)がるべし。 落木(らくぼく) 寒泉(かんせん) 聴(き)いて窮(きは)まらず。 更(まさ)に憶(おも)ふ 雙峰(さうほう)の最高頂(さいかうちゃう) 此(こ)の心(こころ) 故人(こじん)と同(おな)じからんことを期(き)す。
石林の精舍 武溪の東。 夜 禪扉を叩いて遠公に謁す。 月は上方に在りて諸品靜かに、 心は半偈を持して萬緣空し。 蒼苔の古道 行いて應に遍がるべし。 落木 寒泉 聴いて窮まらず。 更に憶ふ 雙峰の最高頂 此の心 故人と同じからんことを期す。

國立高雄科技大學應用英語系、高瞻科技不分系/國立彰化師範大學英語系