題名: | 書堂飲既,夜複邀李尚書下馬,月下賦絕句 |
作者: | 杜甫 |
湖水林風相與清, 殘尊下馬復同傾。 久判野鶴如霜鬢, 遮莫鄰雞下五更。 | |
英譯: |
The water of the lake is clear, and the wind of the forest is pure;
Do not leave; come down from your horse, and let us finish these pots
of wine. I have long decided to let my hair turn as white as the plumage
of a wild crane. What do I care if the cocks of the neighborhood are
heralding the dawn?
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日譯: |
湖上の月と林下の風と、どちらも清さが冴えている。さあ、これからもう一度、殘りの酒だるを傾けよう。もう長いこと、兩鬢の毛が野鶴の毛のように白くなるにまかせているわたしだ。鄰の雞が明けがたになって鳴くようになろうとままよ。大いに 飲もうじゃないか。
湖月(こげつ) 林風(りんぶう) 相與(あひとも)に清(きよ)し。 殘尊(ざんそん) 馬(うま)より下(くだ)りて 復(また) 同(おな)じく傾(かたむ)く。 久(ひさ)しく 野鶴(やかく)如(じょ)の雙髪(さうぴん)に拚(まか)す。 遮莫(さもあらばあれ) 鄰雞(りんけい)の五更(ごかう)に下(いた)るを。 湖月 林風 相與に清し。 殘尊 馬より下りて 復 同じく傾く。 久しく 野鶴如の雙髪に拚す。 遮莫 鄰雞の五更に下るを。 |