唐詩平行語料庫研究計畫


題名: 宮詞
作者: 顧況
玉樓天半起笙歌,風送宮嬪笑語和。 月殿影開聞夜漏,水晶簾卷近秋河。
英譯: From a jade bower songs float halfway up the sky, The wind carries the palace madis' gay voice high. The moon is slanting, drips of water-clock are heard; The screen uprolled, the Weaver's seen far from the Cowherd.
From the jade tower up in the sky comes the sound of pipes and songs, Sent down by the breeze to mingle with the palace women’s banter. Shadows part for the moon palace – I hear a water clock drip in the night. Rolling up my crystal curtain I draw close to the Milky Way.
日譯: りっぱな宮殿(きゅでん)は、大空(おおぞら)のなかばに達(たっ)するほどに高(たか)く、そこに笙(しょう)の笛(ふえ)の音(おと)と歌声(うたごえ)がわき起(お)こり、風(かぜ)が吹(ふ)き送(おく)って、宮女(きゅうじょ)たちの笑(わら)いさざめく声(こえ)が、なごやかに聞(き)こえてくる。 月(つき)に照(て)らされた宮殿(きゅうでん)は、月光(げっこう)があまねく行(ゆ)きわたり、夜(よる)の水時計(みずどけい)の音(おと)が聞(き)こえる。水晶(すいしょう)のすだれを捲(ま)き上(あ)げて見(み)れば、秋(あき)の天(あま)の河(かわ)が手(て)にとるように近(ちが)く見(み)える。
りっぱな宮殿は、大空のなかばに達するほどに高く、そこに笙の笛の音と歌声がわき起こり、風が吹き送って、宮女たちの笑いさざめく声が、なごやかに聞こえてくる。 月に照らされた宮殿は、月光があまねく行きわたり、夜の水時計の音が聞こえる。水晶のすだれを捲き上げて見れば、秋の天の河が手にとるように近く見える。
玉楼(ぎょくろう)天(てん)に半(なか)ばして笙歌(しょうか)起(お)こり 風(かぜ)送(おく)りて 宮嬪笑語(きゅうひんしょうご)和(やわ)らぐ 月殿影(げつでんかげ)開(ひら)きて夜漏(やろう)を聞(き)き 水晶(すいしょう)の簾(すだれ)捲(ま)きて 秋河(しゅうか)近(ちか)し
玉楼天に半ばして笙歌起こり 風送りて 宮嬪笑語和らぐ 月殿影開きて夜漏を聞き 水晶の簾捲きて 秋河近し

國立高雄科技大學應用英語系、高瞻科技不分系/國立彰化師範大學英語系