唐詩平行語料庫研究計畫


題名: 詠懷古跡五首
作者: 杜甫
群山萬壑赴荊門, 生長明妃尚有村。 一去紫臺連朔漠, 獨留青冢向黃昏。 畫圖省識春風面, 環珮空歸月夜魂。 千載琵琶作胡語, 分明怨恨曲中論。
英譯: Massive hills, numberless valleys, $(all)$ point to Ching-men, Where the Radiant Lady was born and reared; there's her village. Once gone from the purple palace, she was lost to northern desert, Only $(her)$ green mound remained, looking toward yellowing dusk. A painter might well have recognized a face lovely as the spring breeze; $(Now)$, pendants jangling, her soul returns in vain on moomlit nights. For a thousand years the lute speaks in an alien tongue, Clearly her resentment and grief are told in $(these)$ tunes.
日譯: たたなわる山々谷々 みな荊門山の方になぴき そのあたりに王昭君が 生まれた村が今もある 一たびの宮廷を去り はてしない沙漠のかなた 匈奴の王に嫁いで行ったが いまはただ青草の生える塚ばかり たそがれに佗しく残っているという その美しい容貌も 画図ゆえ帝に見誤まられ その哀れな魂は 佩玉を鳴らして空しく故国に通ったろう 千年の後いまもなお 琵琶は胡地の調べをかなで ありありとその恨みを曲中に訴える
羣山万壑(ぐんざんばんがく) 荊門(けいもん)に赴(おもむ)く 明妃(めいひ)を生長して尚(なお)村有り 一(ひと)たび紫台(しだい)を去って朔漠(さくばく)に連(つら)なり 独り青塚(せいちょう)を留(とど)めて黄昏(こうこん)に向かう 画図(がと)省識(しょうしき)す春風(しゅんぷう)の面 環佩(かんばい)空(むな)しく帰る月夜(げつや)の魂(こん) 千載(ざい) 琵琶(びわ) 胡語(こご)を作(な)し 分明(ぶんめい)に怨恨(えんこん) 曲中(きょくちゅう)に論ず
羣山万壑 荊門に赴く 明妃を生長して尚村有り 一たび紫台を去って朔漠に連なり 独り青塚を留めて黄昏に向かう 画図省識す春風の面 環佩空しく帰る月夜の魂 千載 琵琶 胡語を作し 分明に怨恨 曲中に論ず

國立高雄科技大學應用英語系、高瞻科技不分系/國立彰化師範大學英語系