題名: | 新嫁娘 |
作者: | 王建 |
三日入廚下, 洗手作羹湯。 未諳姑食性, 先遣小姑嘗。 | |
英譯: |
The third day I went into the kitchen,
washed my hands and made the soup.
Not yet sure of my mother-in-law's tastes,
I sent some first for sister-in-law to try.
The third day I went into the kitchen, washed my hands and made the soap. Not yet sure of my mother-in-law's tastes, I sent some first for sister-in-law to try. |
日譯: |
三日目に厨に入り
手を洗ってお汁を作る
姑御のお好みは
まだ知らぬ私ゆえ
まず小姑に味みてもらう
三日(さんじつ) 厨下(ちゆうか)に入る 手を洗って羹湯(こうとう)を作る 未(いま)だ姑(こ)の食性(しょくせい)を諳(そら)んぜず 先(ま)ず小姑(しょうこ)をして嘗(な)めしむ 三日 厨下に入る 手を洗って羹湯を作る 未だ姑の食性を諳んぜず 先ず小姑をして嘗めしむ 嫁入(よめい)りして三日目(みっかめ)に、新妻(にいずま)は台所(だいどころ)に入(はい)り、手(て)を洗(あら)い清(きよ)めてあつものを作(つく)る。 また、夫(おっと)の母(はは)の食物(しょくもつ)の好(この)みも、十分(じゅうぶん)には知(し)り尽(つ)くしていないので、まずは、夫(おっと)の妹(いもうと)に味見(あじみ)をしてもらうのだ。 嫁入りして三日目に、新妻は台所に入り、手を洗い清めてあつものを作る。 また、夫の母の食物の好みも、十分には知り尽くしていないので、まずは、夫の妹に味見をしてもらうのだ。 三日(さんじつ) 廚下(ちゅうか)に入(い)り、手(て)を洗(あら)いて 羹湯(こうとう)を作(つく)る 未(いま)だ姑(しゅうとめ)の食性(しょくせい)を諳(そら)んぜず、先(ま)ず小姑(しょうこ)をして嘗(な)めしむ 三日 廚下に入り、手を洗いて 羹湯を作る 未だ姑の食性を諳んぜず、先ず小姑をして嘗めしむ 嫁入りして來て三日目、新婦はいそいそと臺所におり立った。まず手を清めて、おつゆを作り、しゅうとめにさし上げようとするのであるが、嫁入早早のこととて、しゅうとめの味の好みがわからず、まず夫の妹に味をみてもらう。 三日(じつ)廚(ちゅう)下(か)に入(い)り、手(て)を洗(あら)って羹湯(かうたう)を作(つく)る。未(いま)だ姑(こ)の食性(しょくせい)を諳(そら)んせず、先(ま)づ小姑(せうこ)をして嘗(な)めしむ。 三日廚下に入り、手を洗って羹湯を作る。未だ姑の食性を諳んせず、先づ小姑をして嘗めしむ。 |