唐詩平行語料庫研究計畫


題名: 回鄉偶書
作者: 賀知章
少小離家老大回, 鄉音無改鬢毛衰。 兒童相見不相識, 笑問客從何處來。
英譯: Bowed down with age I seek my native place, Unchanged my speech, my hair is silvered now; My very children do not know my face, But smiling ask, "O stranger, whence art thou?"
I left home as a youth and am returning an old man— The sounds of my hometown have not changed, yet the hair on my temples is receding; The children look at me but do not recognize me— Laughing, they ask, “Guest, where have you come from?”
Bowed down with age I seek my native place, Unchanged my speech, my hair is silvered now; $(My very)$ children do not know my face, But smiling ask, "O stranger, whence art thou?"
When I was young I left home; now that I’m old I’ve come back. My local accent hasn’t changed but the hair on my temples is wispy. When children meet me they don’t know who I am – They laugh and ask, ‘Where have you come from, stranger?’
日譯: 若い時に家を出たまま幾年か他國に暮して、年寄ってから歸って來た。國なまりは更に改まらず、もとのままだが、髪はもう白毛交りになってしまった。そのためか、わが家の子供等は自分を見ても見覺えがなく、にこにこしながら、「お客さんはどこからいらっしゃいましたか」と尋ねた。
少小(せうせう)家(いへ)を離(はな)れて老大(らうだい)にして回(かへ)る。鄉音(きゃうおん)改(あらた)まる無(な)く鬢毛(びんまう)催(もよほ)す。兒童(じどう)相(あひ)見(み)て相(あひ)識(し)らず。笑(わら)って問(と)ふ客(かく)は何處(いづこ)より来(きた)れると。
少小家を離れて老大にして回る。鄉音改まる無く鬢毛催す。兒童相見て相識らず。笑って問ふ客は何處より来れると。
若いとき家を離れ、年老いて帰って来た。 故郷なまりはもとのままだが、鬢の毛は薄くなった。 子供たちは私を見ても誰だかわからず、 「おじさんはどこから来たの」と笑って尋ねる。
少小(しょうしょう)にして家(いえ)を離(はな)れ老大(ろうだい)にして回(かえ)る 郷音(きょういん)は改(あらた)まる無(な)きも鬢毛(びんもう)は衰(おとろ)う 児童(じどう)は相(あ)い見(み)て相(あ)い識(し)らず 笑(わら)うて問(と)う 客(かく)は何処(いずこ)従(よ)り来(き)たると
少小にして家を離れ老大にして回る 郷音は改まる無きも鬢毛は衰う 児童は相い見て相い識らず 笑うて問う 客は何処従り来たると
若い頃、家$故郷$を離れて、今、老年になって故鄉へ帰って来た。お国訛は昔のままだが、鬢のあたりの毛は、すっかり薄くなっ てしまった。子供たちが$やって来て$私を見るのだが、$私が誰だか$わからぬものと見え、にこにこしながら、こう尋ねた。「お客さん、どこから来たの」と。
少小(せうせう)にして家(いへ)を離(はな)れ 老大(らうだい)にして回(かへ)る 鄉音(きゃういん)改(あらた)まる無(な)く 鬢毛(びんまう)衰(おとろ)ふ 兒童(じどう) 相(あ)ひ見(み)て相(あ)ひ識(し)らず 笑(わら)って問(と)ふ 客(きゃく)は何(いづ)れの処(ところ)より来(き)たれると
少小にして家を離れ 老大にして回る 鄉音改まる無く 鬢毛衰ふ 兒童 相ひ見て相ひ識らず 笑って問ふ 客は何れの処より来たれると
若いとき故郷を出て、年老いてからもどってきた。 故郷のなまりは抜けないけれども、鬢にはめっきり白髪がふえた。 子供たちは私を見て、どこの誰ともわからないまま、 にこにこしながら尋ねる、「お客さんはどこから来たの」と。
少小(しょうしょう)にして郷(きょう)を離(はな)れ老大(ろうだい)にして回(かえ)る。 郷音(きょういん)は改(あらた)まる無(な)く鬢毛(びんもう)催(もよお)す。 児童(じどう)は相(あい)見(み)るも相(あい)識(し)らず、 笑(わら)って問(と)う 客(きゃく)は何処(いずこ)より来(き)たると。
少小にして郷を離れ老大にして回る。 郷音は改まる無く鬢毛催す。 児童は相見るも相識らず、 笑って問う 客は何処より来たると。

國立高雄科技大學應用英語系、高瞻科技不分系/國立彰化師範大學英語系