唐詩平行語料庫研究計畫


題名: 奉和聖製從蓬萊向興慶閣道中留春雨中春望之作應制
作者: 李憕
別館春還淑氣催,三宮路轉鳳皇臺。雲飛北闕輕陰散,雨歇南山積翠來。御柳遙隨天仗發,林花不待曉風開。已知聖澤深無限,更喜年芳入睿才。
英譯: 暫無英譯內容
日譯: この離宮のあたりにも春がたちかえって、めでたい氣が催じてきた。蓬萊宮に通ずる道は、大きく轉囘して城壁の高臺へさしかかった。雲が晴れて、北方一帶の宮殿にかかっていた軽い陰影も消えてしまい、雨がやんだので終南山の綠のあさやかな色がパッと目にはいってくる。お堀ばたにはるばるつづく柳竝木は儀仗の行列の進むにつれて次第次第に萠えいでるように見え、御苑の花は暁の風を待たず早くるも咲き競っているではないか。これを見ても、わが君のめぐみは草木にも及んで、かぎりなく深いことはわかっていたが、さらに美しい春景色が陛下の優れた文才にとりいれられ、みごとな御製を下したまわったのを拜見して、改めて喜びを深くしたのである。
別館(べつくわん) 春(はる)還(かへ)って淑氣(しゅくき)催(もよお)す。 三宮(さんきゅう) 路(みち)轉(てん)ず 鳳皇臺(ほうわうだい)。 雲(くも)飛(と)んで北闕(ほくけつ) 輕陰(けいいん)散(さん)じ、 雨(あめ)歇(や)んで南山(なんざん) 積翠(せきすい)來(きた)る。 御柳(ぎょりう)は遙(はる)かに天仗(てんぢゃう)に随(したが)って發(はっ)し、 林花(りんくわ)は曉風(げうふう)を待(ま)たずして開(ひら)く。 已(すで)に知(し)る 聖澤(せいたく)に深(ふか)くして限(かぎ)り無(な)きを。 年芳(ねんほう)の睿才(えいさい)に入(い)ることを。
別館春還って淑氣催す。 三宮 路轉ず 鳳皇臺。 雲飛んで北闕 輕陰散じ、 雨歇んで南山 積翠來る。 御柳は遙かに天仗に随って發し、 林花は曉風を待たずして開く。 已に知る 聖澤に深くして限り無きを。 年芳の睿才に入ることを。

國立高雄科技大學應用英語系、高瞻科技不分系/國立彰化師範大學英語系