唐詩平行語料庫研究計畫


題名: 渡揚子江
作者: 丁仙芝
桂檝中流望,空波兩畔明。林開揚子驛,山出潤州城。海盡邊陰靜,江寒朔吹生。更聞風葉下,淅瀝度秋聲。
英譯: 暫無英譯內容
日譯: 桂のかいの舟を漕ぎ出させて、揚子江のなかほどから見わたすと、おっぴらいた水面がただひろびろとしていて、兩岸がはっきりと見える。北の岸では林の切れ目から揚子驛が顔を出し、南の岸では山の間から潤州の城壁があらわれている。東のはてを望めば海潮が江中に入って勢いが衰え、静まりかえっている。しかし水の上はさむさむとして北風が吹いている。かててくわえて楓の木々がはらはらと落葉して散ってゆくのが見え、耳をすますと、ざわさわと秋の聲がわたってゆくのが聞こえる。
桂楫(けいしふ) 中流(ちゅうりう)に望(のぞ)めば、空波(くうは) 兩畔(りゃうはん)明(あきら)かなり。林(はやし)は開(ひら)く揚子(やうし)驛(えき)、山(やま)は出(だ)す潤州城(じゅんしうじゃう)。海(うみ)盡(つ)きて邊音(へんいん)静(しづ)かに、江(かう)寒(さむ)うして朔吹(さくすい)生(しゃう)ず。更(さら)に聞(き)く 楓葉(ふうえふ)下(くだ)り、浙瀝(せきれき)として秋聲(しうせい)度(わた)るを。
桂楫 中流に望めば、空波 兩畔明かなり。林は開く揚子驛、山は出す潤州城。海盡きて邊音静かに、江寒うして朔吹生ず。更に聞く 楓葉下り、浙瀝として秋聲度るを。

國立高雄科技大學應用英語系、高瞻科技不分系/國立彰化師範大學英語系