題名: | 送梁六自洞庭山作 |
作者: | 張說 |
巴陵一望洞庭秋,日見孤峰水上浮。聞道神仙不可接,心隨湖水共悠悠。 | |
英譯: | 暫無英譯內容 |
日譯: |
巴陵から、ずっと見渡すかぎり、洞庭湖は秋だ。日ごとに目に見えるのは、君山がぽつんと一つ水上に浮かんでいるばかり。聞くところによれば、神仙などというものは、われわれにはとてもおつきあいはできないそうだよ。ただ、わたしの心は湖水の波のまにまに、はるばると果てしないおもいにさそわれる。
巴陵(はりょう)一望(いちばう) 洞庭(どうてい)の秋(あき)。 日(ひ)に見(み)る 孤峰(こほう)の水上(すいじゃう)に浮(うか)ぶを。 聞(き)くならく 神仙(しんせん)接(せっ)す可(べ)からずと。 心(こころ)は湖水(こすい)に隨(したが)って共(とも)に悠悠(いういう)。 巴陵一望 洞庭の秋。 日に見る 孤峰の水上に浮ぶを。 聞くならく 神仙接す可からずと。 心は湖水に隨って共に悠悠。 |