題名: | 題祀山烽樹贈喬十二侍御 |
作者: | 陳子昂 |
漢庭榮巧宦,雲閣薄邊功。可憐驄馬使,白首爲誰雄。 | |
英譯: |
The Han court honors clever eunuchs;
The Cloud Pavilion-disdains frontier deeds.
How sad is the envoy on a piebald horse—
His hair white, whose hero now?
|
日譯: |
朝廷では官海游泳術の上手な官史が出世する。どうも近ごろは邊地で動功をたてても、それを雲臺の壁に像に描いて功績を賞するということはない。お氣の毒に、桓典にもおさおさ劣らない侍御史どの、白髪まじりの頭をふりたてて、たいへんいきごんでおいでになるが、いったい誰のためにそんなにいきごんでおいでなのかね。
漢庭(かんてい) 巧宦(かうくわん)を榮(さか)えしめ、 雲閣(うんかく) 邊功(へんこう)を薄(うす)んず。 憐(あはれ)む可(べ)し驄馬(そうば)の使(し)、 白首(はくしゅ) 誰(た)が爲(ため)にか雄(ゆう)なる。 漢庭 巧宦を榮えしめ、 雲閣 邊功を薄んず。 憐む可し驄馬の使、 白首 誰が爲にか雄なる。 |