題名: | 少年行 |
作者: | 吳象之 |
承恩借獵小平津,使氣常遊中貴人。一擲千金渾是膽,家無四壁不知貧。 | |
英譯: | 暫無英譯內容 |
日譯: |
格別の恩寵によって御獵場の小平津で思う存分に狩りをするかと思えば、意氣の盛んなところを見せて任俠をこととし、いつも宮中の有力な内官とつきあっている。かと思えば、一度の豪遊に千金を投げ出して平氣の平座、まさに總身はすべてこれ膽の男だ。でも、自分の家に歸ると、四方の壁さえ滿足には殘っていないという、赤貧洗うがごときありさまだが、それで自分は貧乏などということは全然苦にもならなければ、意識もしていないのだ。
恩(おん)を承(う)けて借獵(しゃれふ)す 小平津(せうへいしん)。 氣(き)を使(つか)うて常(つね)に遊(あそ)ぶ 中貴人(ちゅうきじん)。 一擲千金(いってきせんきん) 渾(すべ)て是(こ)れ膽(たん)。 家(いへ)に四壁(しへき)無(な)きも貧(ひん)を知(し)らず。 恩を承けて借獵す 小平津。 氣を使うて常に遊ぶ 中貴人。 一擲千金 渾て是れ膽。 家に四壁無きも貧を知らず。 |