唐詩平行語料庫研究計畫


題名: 奉和春日出苑矚目應令
作者: 賈曾
銅龍曉闢問安迴,金輅春遊博望開。渭北晴光搖草樹,終南佳氣入樓臺。招賢已得商山老,託乘還徵鄴下才。臣在東周獨留滯,忻逢睿藻日邊來。
英譯: 暫無英譯內容
日譯: 夜があけて銅龍門が開かれると、やがて太子は父君皇帝陛下のご機嫌伺いをすまされます。それから黄金のお車を驅って春の眺めを楽しもうと博望の御苑へお出かけになりました。御苑の景色もがらんとひらけて、晴れた空をうつした渭水がの流れがうらうら光って草木をゆるがして見え、ふりかえると、終南山のあざやかな雰圍氣が樓臺のなかまではいってまいります。 殿下はかねがね側近に賢者たちをお招きになり、商山の四皓のような高士たちも太子の德をしたってはせ参じていると申しますし、才學のすぐれた鄴下の七子のような人々も後車に乗って從っていることでございます。ところが私は東都詰を仰せつかって洛陽にひとり滞在しておりますので、お供の列に加わることができなかったのは残念でごさいますが、わざわざ殿下が御作を長安の都から送っていただいたのは、このうえなくありがたく、それを唱和せよとの仰せをうけたまわって感激してこのつたない一篇をつくりました。
銅龍(どうりょう) 暁(あかつき)に闢(ひら)いて安(あん)を問(と)うて廻(かへ)る。 金輅(きんろ) 春遊(しゅんいう)して博望(はくばう)開(ひら)く。 渭水(えすい)の晴光(せいくわう) 草樹(さうじゅ)を搖(ゆる)がし 終南(じゅうなん)の佳氣(かき) 樓臺(ろうだい)に入(い)る。 賢(けん)を招(まね)いては已(すで)に商山(しゃうざん)の老(らう)を從(したが)へ、 乘(じょう)を託(たく)しては 還(また) 鄴下(げふか)の才(さい)を徴(ちょう)す。 臣(しん)は東周(とうしう)に在(あ)りて獨(ひと)り留滞(りうたい)す。 忻(よろこ)ぶ 睿藻(えいさう)の日邊(じっぺん)より來(きた)るに逢(あ)ふを。
銅龍 暁に闢いて安を問うて廻る。 金輅 春遊して博望開く。 渭水の晴光 草樹を搖がし 終南の佳氣 樓臺に入る。 賢を招いては已に商山の老を從へ、 乘を託しては 還 鄴下の才を徴す。 臣は東周に在りて獨り留滞す。 忻ぶ 睿藻の日邊より來るに逢ふを。

國立高雄科技大學應用英語系、高瞻科技不分系/國立彰化師範大學英語系