題名: | 和李秀才邊庭四時怨 四 |
作者: | 盧汝弼 |
朔風吹雪透刀瘢,飲馬長城窟更寒。半夜火來知有敵,一時齊保賀蘭山。 | |
英譯: | 暫無英譯內容 |
日譯: |
北風が容赦なく雪を吹きつけてきて、かたなきずのあとにしみてキリキリ痛い。長城の岩穴の泉で馬に水をやっていると、そこは、いよいよもって寒さがきびしい。夜なかに烽の火がポゥッとあがって、つぎつぎに傳わってきた。すわっ、敵襲だ! 兵士たちはいっせいに起ちあがって、賀蘭山防衛の部署についた。
朔風(さくふう) 雪(ゆき)を吹(ふ)いて刀瘢(たうはん)に透(とほ)る。馬(うま)に飲(みづか)へば 長城(ちゃうじゃう)の窟(くつ)更(さら)に寒(さむ)し。夜半(やはん)火(ひ)來(きた)りて敵(てき)有(あ)るを知(し)る。一時(いちじ)齊(ひと)しく保(たも)つ 賀蘭山(がらんざん)。 朔風 雪を吹いて刀瘢に透る。馬に飲へば 長城の窟更に寒し。夜半火來りて敵有るを知る。一時齊しく保つ 賀蘭山。 |