題名: | 宴邊將 |
作者: | 張喬 |
一曲梁州金石清,邊風蕭颯動江城。座中有老沙場客,橫笛休吹塞上聲。 | |
英譯: | 暫無英譯內容 |
日譯: |
涼州詞の一曲を奏でいずると、金石の鳴りものの音も澄みわたり、なんとなく邊境からの風がものすごく吹きおこって、この川ぞいの町をゆりうごかすような感じになった。この宴席には沙漠のなかで長く暮らし、年老いた客もいるのだ。このうえ、 横笛をとり出して、さびしい邊塞の歌など吹かないでくれ。悲しくて悲しくて、とても我慢ができないだろうから。
一曲(いつきょく)の涼州(りゃうしう) 金石(きんせき)清(きよ)し。邊風(へんぶう)蕭颯(せうさつ)として江城(かうじゃう)を動(うご)かす。坐中(ざちゅう) 沙場(さぢゃう)に老(お)いたる客(かく)有(あ)り。横笛(わうてき) 吹(ふ)くを休(やす)めよ 塞上(さいじゃう)の聲(こえ)。 一曲の涼州 金石清し。邊風蕭颯として江城を動かす。坐中 沙場に老いたる客有り。横笛 吹くを休めよ 塞上の聲。 |