唐詩平行語料庫研究計畫


題名: 樂遊原
作者: 李商隱
向晚意不適,驅車登古原。夕陽無限好,只是近黃昏。
英譯: AS night approaches, with heart uneasy, I drive to the plateau. Unsurpassingly beautiful is the sunset; But dusk, forerunner of night, is near.
Toward evening I feel disconsolate; So I drive my carriage up the ancient heights. The setting sun has infinite beauty— Only, the time is approaching nightfall!
Evening comes. My minds is troubled. I go for a drive $(past the tombs)$ on the ancient plain. The beauty of the sunset is heart rending. The shadows of night come like remembered sorrow.
Troubled in spirit, toward evening I approach the ancient gardens. As the sun sets, unrivalled in its splendour, My only thoughts are of impending night.
Feeling fretful towards evening, I drove my chariot to the Lo-yu tombs, How infinitely lovely was the setting sun— Only it is so near the yellow dusk!
日譯: 日暮れになるにつれて、わたしの気持ちは安らかではなくなってゆき、馬車を走らせてこの楽遊原という古い高台に登ってきた。 折しも、輝く夕陽は、この上なくすばらしい。だが、しかし、今は夕暮れの闇の色が間近に迫っているのだ。
晚(くれ)に向(む)かひて 意適(こころかな)はず、車(くるま)を駆(か)りて 古原(こげん)に登(のぼ)る 夕陽(せきよう) 限(かぎ)り無(な)く好(よ)し、只(た)だ是(こ)れ 黃昏(こうこん)に近(ちか)し
晚に向かひて 意適はず、車を駆りて 古原に登る 夕陽 限り無く好し、只だ是れ 黃昏に近し
たそがれ時は$そぞろ人を愁えさすものだが$、気が滅入ってしかたがないので、車を走らせて古えの行楽の地、楽遊原に登ってみた。西に沈みゆく夕陽は$景勝の地のたたずまいを、刻一刻と変えゆき$、それはこの上もなく美しいものであった。しかし、$私の惜しむ気持を知ってか知らずか$時間は無情にも黄昏の薄闇へと移ろいゆくのであった。
向晚(むぐれ)に 意(い) 適(かな)はざれば 車(くるま)を駆(か)りて 古原(こげん)に登(のぼ)る 夕陽(せきやう) 無限(むげん)に好(よ)し 只(た)だ是(こ)れ 黃昏(くわうこん)に近(ちか)し
向晚に 意 適はざれば 車を駆りて 古原に登る 夕陽 無限に好し 只だ是れ 黃昏に近し
夕暮れが近づくと、心が満たされなくなる。そこで、車に乗って楽遊原に出かけてみた。 夕焼けが限りなく素晴らしい。するともうタやみが迫ってきた。
晚(くれ)に向(なん)んとして意適(こころかな)わず、 車(くるま)を駆(か)って古原(こげん)に登(のぼ)る。 夕陽(せきよう) 限(かぎ)り無(な)く好(よ)し、 只(た)だ是(こ)れ 黃昏(こうこん)に近(ちか)し。
晚に向んとして意適わず、 車を駆って古原に登る。 夕陽 限り無く好し、 只だ是れ 黃昏に近し。

國立高雄科技大學應用英語系、高瞻科技不分系/國立彰化師範大學英語系