題名: | 謝亭送別 |
作者: | 許渾 |
勞歌一曲解行舟,紅葉青山水急流。日暮酒醒人已遠,滿天風雨下西樓。 | |
英譯: | 暫無英譯內容 |
日譯: |
送別の歌が一曲流れるなか、旅立つ君をのせた舟は、ともづなを解いて出発し、$たちまちのうちに消えうせ、そのあとには$美しく紅葉した樹々、青く連なる峰々のあいだを、清冽な谷川の水が激しく流れゆくばかり。別れの宴席で酌みかわした酒の酔いも醒めはてた夕暮れどき、君はすでにはるか彼方へと旅立ってしまい、空いちめんに吹きあれる風、激しく降りそそぐ雨のなかを、私は謝亭の西楼から降りて帰りゆく。
労歌(ろうか)一曲(いっきょく) 行舟(こうしゅう)を解(と)く 紅葉(こうよう) 青山(せいざん) 水急(みずきゅう)に流(なが)る 日暮(にちぼ) 酒(さけ)醒(さ)むれば 人(ひと)已(すで)に遠く 満天(まんてん)の風雨(ふうう) 西楼(せいろう)より下(くだ)る 労歌一曲 行舟を解く 紅葉 青山 水急に流る 日暮 酒醒むれば 人已に遠く 満天の風雨 西楼より下る |