唐詩平行語料庫研究計畫


題名: 旅宿
作者: 杜牧
旅館無良伴,凝情自悄然。寒燈思舊事,斷鴈警愁眠。遠夢歸侵曉,家書到隔年。湘江好煙月,門繫釣魚船。
英譯: 暫無英譯內容
日譯: 旅館に泊まって伴も無く 心はむすぼれて愁いにしずむ 寒々とした燈火に過ぎし日を思い 群を離れた雁の鳴く声に いねがての眠りをさます あかつき ふるさとを夢みつつ早くも暁 家ぴとのたよりはおそく 年を越えてわずかに到る 滄茫たる大江の もやにかすむ月の好さよ 門辺につなぐ漁り舟一つ
旅館 良伴(りょうはん)無く 凝情(ぎょうじょう) 自(おの)ずから悄然(しょうぜん) 寒燈(かんとう) 旧事を思い 断雁(だんがん) 愁眠(しゅうみん)を警(さ)ます 遠夢(えんむ)帰って暁(あかつき)を侵(おか)し 家書(かしょ)到ること年を隔(へだ)つ 滄江(そうこう) 烟月(えんげつ)好(よ)し 門に繋(つな)ぐ 釣魚(ちょうぎょ)の船
旅館 良伴無く 凝情 自ずから悄然 寒燈 旧事を思い 断雁 愁眠を警ます 遠夢帰って暁を侵し 家書到ること年を隔つ 滄江 烟月好し 門に繋ぐ 釣魚の船
旅の宿によい道連れもなく投宿して、憂いに閉ざされたわたしの胸の思いは、そのまま、しょんぼりと沈みこんでゆくばかり。冬の夜のわびしい灯火の下で過ぎ去った日の事を回想し、孤雁の鳴き声に、旅寝の浅い眠りを妨げられる。 遠い故郷に帰る夢は、夜明け方のつかの間に見、家族からの便りは、年を越してやっとわたしの手許に届く。青々と広がる長江に、おぼろ月が美しく、旅館の門前には、釣り舟がつながれているばかりである。
旅館(しょかん)良伴(りゅうはん)無(な)く、凝情(ぎょうじょう)自(おのづか)ら悄然(しょうぜん) 寒灯(かんとう) 旧事(きゅうじ)を思(おも)ひ、断雁(だんがん)愁眠(しゅうみん)を警(めざ)ましむ 遠夢(えんむ) 帰(かへ)りて暁(あかつき)を侵(をか)し、家書(かしょ)到(いた)りて年(とし)を隔(へだ)つ 滄江(そうこう) 煙月(えんげつ)好(よ)く、門(もん)には繫(つな)ぐ 釣魚(ちょうぎょ)の船(ふね)を
旅館良伴無く、凝情自ら悄然 寒灯 旧事を思ひ、断雁愁眠を警ましむ 遠夢 帰りて暁を侵し、家書到りて年を隔つ 滄江 煙月好く、門には繫ぐ 釣魚の船を

國立高雄科技大學應用英語系、高瞻科技不分系/國立彰化師範大學英語系