唐詩平行語料庫研究計畫


題名: 將赴吳興登樂遊原一絕
作者: 杜牧
清時有味是無能,閑愛孤雲靜愛僧。欲把一麾江海去,樂遊原上望昭陵。
英譯: The flavour in mild times, there are no great men. I love the lone cloud's idleness and the stillness of the monks. Before I'm gone, banner in hand, to the river and the sea, From the plain above the capital I'll look out on T'ai-tsung's tomb.
日譯: この太平の世の中では いっそ無能であることが 趣ありというものだ 暇があり 事が無ければ 時に空ゆく雲を賞し 僧と仲よく往き来しよう 今旗立てて とおく呉興に赴任するにつけ この楽遊原に登って
清時(せいじ)味(あじ)わい有るは是(こ)れ無能 間(かん)には孤雲(こうん)を愛し 静(せい)には僧(そう)を愛す 一麾(き)を把って江海(こうかい)に去らんと欲(ほっ)し 楽遊原上(らくゆうげんじょう) 昭陵(しょうりょう)を望む
清時味わい有るは是れ無能 間には孤雲を愛し 静には僧を愛す 一麾を把って江海に去らんと欲し 楽遊原上 昭陵を望む
人材の用いられるよい時世に高雅な情趣のある生活を持つ者は、無能力者なのであって、有能な者が閑暇を持つのは、清時ではない証拠であるという。わたしは、その無能な者として閑暇無事な時には、ひとひらの雲をいとおしみ、閑静な日には、僧侶との語らいを大切にしてきた。 今、ここで、その無能なままに、中央に用いられることなく一本の指図旗を手に持って、遠く南方の地に呉興の刺史として旅立つにあたり、この楽遊原の台上に、明君のほまれ高い太宗の御陵昭陵を遠望して、敬慕の念を新たにするのである。
将(まさ)に吳興(ごこう)に赴(おもむ)かんとして楽遊原(らくゆうげん)に登(のぼ)る 清時(せいじ)に味(あじは)ひあるは 是(こ)れ無能(むのう) 間(かん)には孤雲(こうん)を愛(あい)し 静(せい)には僧(そう)を愛(あい)す 一麾(いっき)を把(と)りて江海(こうかい)に去(ゆ)かんと欲(ほっ)し 楽遊原(らくゆうげん)上昭陵(じょうしょうりょう)を望(のぞ)む
清時に味ひあるは 是れ無能 間には孤雲を愛し 静には僧を愛す 一麾を把りて江海に去かんと欲し 楽遊原上昭陵を望む

國立高雄科技大學應用英語系、高瞻科技不分系/國立彰化師範大學英語系