題名: | 集靈臺二首 一 |
作者: | 張祜 |
日光斜照集靈臺,紅樹花迎曉露開。昨夜上皇新授籙,太真含笑入簾來。 | |
英譯: | 暫無英譯內容 |
日譯: |
旭日照りそう集霊台
木々の花は朝露承けて
いろあでやかな紅に開いた
昨夜上皇が籙を賜えば えみ
楊太真は笑をたたえて
御簾の中に入りたもう
日光 斜(なな)めに照(て)らす 集霊台(しゅうれいだい) 紅樹(こうじゅ)の花は暁露(ぎょうろ)を迎(むか)えて開く 昨夜 上皇(じょうこう) 新(あら)たに籙(ろく)を授(さず)け 太真 笑いを含んで簾(れん)に入り来たる 日光 斜めに照らす 集霊台 紅樹の花は暁露を迎えて開く 昨夜 上皇 新たに籙を授け 太真 笑いを含んで簾に入り来たる 朝の太陽の光が、集霊台を斜めに照らし出し、赤い春の花咲く木は、今しも朝露を受けてあでやかな花を開いた。 昨日の夜、後に上皇となった玄宗、初めて道家の秘文を賜って、楊太真は満面にほほえみをたたえつつ、玄宗の御簾の中に入って来たのだった。 日光(にっこう) 斜(なな)めに照(て)らす 集霊台(しゅうれいだい) 紅樹(こうじゅ)の花(はな)は曉露(ぎょうろ)を迎(むか)へて開(ひら)く 昨夜(さくや) 上皇(じょうこう) 新(あら)たに籙(ろく)を授(さづ)け 太真(たいしん) 笑(わら)ひを含(ふく)み 簾(れん)に入(い)りて来(きた)る 日光 斜めに照らす 集霊台 紅樹の花は曉露を迎へて開く 昨夜 上皇 新たに籙を授け 太真 笑ひを含み 簾に入りて来る |