唐詩平行語料庫研究計畫


題名: 自詠老身示諸家屬
作者: 白居易
壽及七十五,俸霑五十千。夫妻偕老日,甥姪聚居年。粥美嘗新米,袍溫換故綿。家居雖濩落,眷屬幸團圓。置榻素屏下,移爐青帳前。書聽孫子讀,湯看侍兒煎。走筆還詩債,抽衣當藥錢。支分閑事了,爬背向陽眠。
英譯: 0 0 0 0 0 0 0 0 They have put my bed beside the unpainted screen; They have shifted $(my)$ stove in front of the the blue curtain. I listen to my grandchildren reading me a book; I watch the servants heating up my soup. With rapid pencil I answer the poems of friends, I feel in $(my)$ pockets and pull out medicine-money. When this superintendence of trifling affairs is done, I lie back $(on my pillows)$ and sleep with my face to the South.
0 0 0 0 0 0 0 0 They have put my bed beside the unpainted screen; They have shifted my stove in front of the blue curtain. I listen to my grandchildren, reading me a book; I watch the servants, heating up my soup. With rapid pencil I answer the poems of friends; I feel in my pockets and pull out medicine-money. When this superintendence of trifling affairs is done, I lie back on my pillows and sleep with my face to the South.
日譯: 寿(じゅ)は七十五(しちじゅうご)に及(およ)び 俸(ほう)は五十千(ごじつせん)に霑(うるお)う 大妻(ふさい) 偕老(かいろう)の日(ひ) 甥姪(せいてつ) 聚居(しゅうきょ)の年(とし) 粥(かゆ) 美(び)にして新米(しんべい)を嘗(な)め 袍(ほう) 温(あたた)がにして故綿(こめん)を換(か)う 家居(かきょ) 濩落(かくらく)なりと雖(いえど)も 眷属(けんぞく) 幸(さいわい)に団円(だんえん)なり 榻(とう)を素屏(そへい)の下(もと)に置(お)き 炉(ろ)を青帳(せいちょう)の前(まえ)に移(うつ)す 書(しょ)は孫子(そんし)の読(よ)むを聴(き)き 湯(ゆ)は侍児(じじ)の煎(に)るを看(み)る 筆(ふで)を走(はし)らせて詩債(しさい)を還(かえ)し 衣(ころも)を抽(ぬ)きて薬銭(やくせん)に当(あ)つ 間事(かんじ)を支分(しぶん)し了(おわ)り 背(せ)を爬(か)きて 陽(ひ)に向(む)かって眠(ねむ)る
寿は七十五に及び 俸は五十千に霑う 大妻 偕老の日 甥姪 聚居の年 粥 美にして新米を嘗め 袍温がにして故綿を換う 家居 濩落なりと雖も 眷属 幸に団円なり 榻を素屏の下に置き 炉を青帳の前に移す 書は孫子の読むを聴き 湯は侍児の煎るを看る 筆を走らせて詩債を還し 衣を抽きて薬銭に当つ 間事を支分し了り 背を爬きて 陽に向かって眠る
わが寿は今や七十五年に及び、給料は五万銭をめぐまれている。われら夫婦は共白髪の日々であり、甥姪たちとも同居して年を送っている。美味な粥を作って新米を味わい、温かい袍は古い綿を入れかえたものだ。わが屋敷はだだっ広いが、幸いにも親族そろって団楽を楽しむことができる。 私はこしかけを白い屏風の下に置き、火ばちを青い帳の前に移してくつろぐ。そして孫が本を読む声に耳を傾け、侍女が湯をわかすようすを眺める。筆を走らせて知人に送る約束の詩を作り、衣を質に入れて薬の代金に当てる。 このような何くれとない事どもをやり終えてしまうと、背中のかゆい所を搔きながら、日なたぼっこをしてまどろむのだ。
わたしは長命して七十五歳までなり、給も五万銭いただいている。 夫妻そろっており、おいたちも同居している。 新米のカュがとてもうまく、綿を入れかえたので綿いれも温かい。 家は広くてなにもないが、一族がみな仲よくいっしょにくらしている。 白い屏風のまえに腰かけをおき、青いカーテンのところへ炉を移した。 そこで孫や子どもに本をよまして聞き、こしもとが湯をわかすのを見ている。 筆を走らせて詩の借りをはらい、衣をぬいで質いれして薬代を払う。 なにやかやたいした事でもない件を片づけてしまうと せなかのかゆいところをかいて日なたに出て眠る。
壽(じゅ)は七十五(しちじふご)に及(およ)び、 俸(ほう)は五十千(ごじふせん)に霑(うるほ)ふ。 夫妻(ふさい) 偕老(かいらう)の日(ひ) 甥姪(せいてつ) 聚居(しゅうきょ)の年(とし)。 粥(かゆ)美(うま)くして新米(しんまい)を嘗(な)め、 袍(はう)溫(あたたか)にして故緜(こめん)を換(か)ふ。 家居(かきょ) 濩落(くわくらく)たりといへども、 眷屬(けんぞく) 幸(さいはひ)に團圓(だんえん)なり。 榻(たふ)を素風(そへい)の下(もと)に置(お)き、 爐(ろ)を青帳(せいちゃう)の前(まへ)に移(うつ)す。 書(しょ)は孫子(そんし)の讀(よ)むを聴(き)き、 湯(ゆ)は侍兒(じじ)の煎(に)るを看(み)る。 筆(ふで)を走(はし)らせて詩債(しさい)を還(かへ)し、 衣(ころも)を抽(ぬ)きて薬錢(やくせん)に當(あ)つ。 閑事(かんじ)を支分(しぶん)し了(をほ)り、 背(せ)を爬(か)き陽(やう)に向(むか)って眠(ねむ)る。
壽は七十五に及び、 俸は五十千に霑ふ。 夫妻 偕老の日 甥姪 聚居の年。 粥美くして新米を嘗め、 袍溫にして故緜を換ふ。 家居 濩落たりといへども、 眷屬 幸に團圓なり。 榻を素風の下に置き、 爐を青帳の前に移す。 書は孫子の讀むを聴き、 湯は侍兒の煎るを看る。 筆を走らせて詩債を還し、 衣を抽きて薬錢に當つ。 閑事を支分し了り、 背を爬き陽に向って眠る。

國立高雄科技大學應用英語系、高瞻科技不分系/國立彰化師範大學英語系