題名: | 喜入新年自詠 |
作者: | 白居易 |
白鬚如雪五朝臣,又值新正第七旬。老過占他藍尾酒,病餘收得到頭身。銷磨歲月成高位,比類時流是幸人。大曆年中騎竹馬,幾人得見會昌春。 | |
英譯: | 暫無英譯內容 |
日譯: |
白鬚雪(はくしゅゆき)の如(ごと)し 五朝(ごちょう)の臣(しん)
又(ま)た値(あ)う新正(しんせい) 第七旬(だいしちじゅん)
老(お)い過(す)ぎて占(し)む 他(か)の藍尾(らんび)の酒(さけ)
病余(びょうよ) 収(おさ)め得(え)たり 到頭(とうとう)の身(み)
歳月(さいげつ)を銷磨(しょうま)して高位(こうい)と成(な)る
時流(じりゅう)に比類(ひるい)すれば是(こ)れ幸人(こうじん)
大暦年中(たいれきねんちゅう) 竹馬(ちくば)に騎(の)る
幾人(いくにん)か見(み)るを得(え)たる 会昌(かいしょう)の春(はる)
白鬚雪の如し 五朝の臣 又た値う新正 第七旬 老い過ぎて占む 他の藍尾の酒 病余 収め得たり 到頭の身 歳月を銷磨して高位と成る 時流に比類すれば是れ幸人 大暦年中 竹馬に騎る 幾人か見るを得たる 会昌の春 顎鬚も雪のように真っ白な五朝の臣。今日は七十回目の新年を迎えた。長老として屠蘇の杯は最後に傾け、病が癒えて、晩年の身を保ち得た。長い歳月を費して、高位に昇り得たことは、世の人々に比べれば幸運なこと。大暦年中に竹馬にまたがって遊んだ者で、この会昌の春を見ることのできた人は、何人いるであろうか。 |