題名: | 李留守相公見過池上汎舟舉酒話及翰林舊事因成四韻以獻之 |
作者: | 白居易 |
引櫂尋池岸,移尊就菊叢。何言濟川後,相訪釣船中。白首故情在,青雲往事空。同時六學士,五相一漁翁。 | |
英譯: | 暫無英譯內容 |
日譯: |
君が、池のある我が家を尋ねてきてくれたので舟に棹をさし、 酒樽を菊の花がいっぱい咲く所に持ってきて酒を酌み交わした。宰相として天子を支える仕事を終えた君が、
私を訪ねてきてくれて釣り船でともに遊べるとは思いもしなかった。
白髪頭となっても昔からの友情は変わらない、
翰林学士として奮闘していたあの頃は夢のように遠いかなただ。 あのときの六人の学士のうち、 五人は宰相になったけれど私一人だけが漁翁。
棹(さお)を引(ひ)いて池岸(ちがん)を尋(たず)ね 樽(たる)を移(うつ)して菊叢(きくそう)に就(つ)く 何(なん)ぞ言(おも)わん済川(せいせん)の後(のち) 相(あ)い訪(と)う釣(つ)り船(ふね)の中(なか) 白首(はくしゅ) 故情(こじょう)在(あ)り 青雲(せいうん) 往事(おうじ)空(むな)し 同時(どうじ)の六学士(ろくがくし) 五(ご)は相(しょう) 一(いつ)は漁翁(ぎょおう) 棹を引いて池岸を尋ね 樽を移して菊叢に就く 何ぞ言わん済川の後 相い訪う釣り船の中 白首 故情在り 青雲 往事空し 同時の六学士 五は相 一は漁翁 |