題名: | 晚春酒醒尋夢得 |
作者: | 白居易 |
料合同惆悵,花殘酒亦殘。醉心忘老易,醒眼別春難。獨出雖慵嬾,相逢定喜歡。還攜小蠻去,試覓老劉看。 | |
英譯: | 暫無英譯內容 |
日譯: |
君もきっと過ぎゅく春を悲しんでいるだろう、
庭には散り残った花、目の前には飲み残した酒。
酔えばたやすく老いを忘れるが、
醒めれば老いにひきもどされて春との別れがひとしおつらい。
独り出かけるのはおっくうだが、
会えばきっと楽しいだろう。
やっぱり酒樽をかかえて、老いた劉君を尋ねよう。
料(はか)るに合(まさ)に同(おな)じく惆帳(ちゅうちょう)すべし 花(はな)残(のこ)りて 酒(さけ)亦(ま)た残(のこ)る 酔(よ)いし心(こころ)は老(お)いを忘(わす)るること易(やす)きも 醒(さ)めし眼(め)は春(はる)に別(わか)るること難(かた)し 独(ひと)り出(い)づるは慵懶(ようらん)なりと雖(いえど)も 相(あ)い逢(あ)わば定(さだ)めて喜歓(きかん)せん 還(ま)た小蛮(しょうばん)を携(たずさ)え去(ゆ)きて 試(こころ)みに老劉(ろうりゅう)を覓(もと)めて看(み)ん 料るに合に同じく惆帳すべし 花残りて 酒亦た残る 酔いし心は老いを忘るること易きも 醒めし眼は春に別るること難し 独り出づるは慵懶なりと雖も 相い逢わば定めて喜歓せん 還た小蛮を携え去きて 試みに老劉を覓めて看ん |