題名: | 初入香山院對月 |
作者: | 白居易 |
老住香山初到夜,秋逢白月正圓時。從今便是家山月,試問清光知不知。 | |
英譯: | 暫無英譯內容 |
日譯: |
老(お)いて香山(こうざん)に住(じゅう)せんとして初(はじ)めて到(いた)る夜(よ)
秋(あき) 白月(はくげつ)の正(まさ)に円(まどか)なる時(とき)に逢(あ)う
今(いま)より便(すなわ)ち是(こ)れ家山(かざん)の月(つき)
試(こころ)みに問(と)う 清光(せいこう)知(し)るや知(し)らずや
老いて香山に住せんとして初めて到る夜 秋 白月の正に円なる時に逢う 今より便ち是れ家山の月 試みに問う 清光知るや知らずや 年老いて香山に住もうと初めて来た夜、ちょうど、秋の月が丸く輝いていた。今から、この月はわが家の月となる。清らかな光は、そのことを知ってくれているか、どうか。 老いの身をこの寺に住まおうとして初めてやって来た夜は 冴え透(とお)った秋の月が正に円(まど)かな望(もち)の夜だ。今宵(こよい)からはもう逃(の)がしっこのないわたし所のお月さま、そう呼び掛けてみても清(さや)かな光りは無心にわたしにふり灑(そそ)ぐばかりである。 老いの身をこの寺に住まおうとして初めてやって来た夜は 冴え透った秋の月が正に円かな望の夜だ。今宵からはもう逃がしっこのないわたし所のお月さま、そう呼び掛けてみても清かな光りは無心にわたしにふり灑ぐばかりである。 |