題名: | 八月十五日夜同諸客翫月 |
作者: | 白居易 |
月好共傳唯此夜,境閑皆道是東都。嵩山表裏千重雪,洛水高低兩顆珠。清景難逢宜愛惜,白頭相勸強歡娛。誠知亦有來年會,保得晴明強健無。 | |
英譯: | 暫無英譯內容 |
日譯: |
昔からいう、すばらしい月といえばこの八月十五夜の月、
のんびりとして優雅な所といえばこの東都洛陽。
満月の光をあびる嵩山は山一面が雪でおおわれたよう、
洛水に月が浮かんで空と川に二つの宝石。
こんなすばらしい景色にはめったに出会えないからとりわけ愛おしい、
年よりたちは白髪頭をつきあわせて懸命に酒を勧めあい楽しんだ。
来年この会が無いわけではないけれど、今夜のように月が冴えて、みなが丈夫かどうかは誰にもわからないのだ。
月(つき)の好(よ)きは共(とも)に伝(つた)う唯(た)だ此(こ)の夜(よる) 境(きょう)の閑(しず)かなるは皆(み)な道(い)う是(こ)れ東都(とうと) 嵩山(すうざん) 表裏(ひょうり) 千重(せんちょう)の雪(ゆき) 洛水(らくすい) 高低(こうてい) 両顆(りょうか)の珠(たま) 情景(せいけい) 逢(あ)い難(がた)し 宜(よろ)しく愛惜(あいせき)すべし 白頭)(はくとう) 相(あ)い勧(すす)めて強(し)いて歓娯(かんご)す 誠(まこと)に知(し)る 亦(ま)た来年(らいねん)会(かい)する有(あ)るも 晴明(せいめい) 強健(きょうけん)を保(たも)ち得(う)るや無(いな)や 月の好きは共に伝う唯だ此の夜 境の閑かなるは皆な道う是れ東都 嵩山 表裏 千重の雪 洛水 高低 両顆の珠 情景 逢い難し 宜しく愛惜すべし 白頭 相い勧めて強いて歓娯す 誠に知る 亦た来年会する有るも 晴明 強健を保ち得るや無や |