題名: | 同諸客題于家公主舊宅 |
作者: | 白居易 |
平陽舊宅少人遊,應是遊人到即愁。布穀鳥啼桃李院,絡絲蟲怨鳳皇樓。臺傾滑石猶殘砌,簾斷珍珠不滿鉤。聞道至今蕭史在,髭鬚雪白向明州。 | |
英譯: | 暫無英譯內容 |
日譯: |
平陽街区の古びた館(やかた)にはもう行く人が滅多にない。偶々(たまたま)誰かが訪ねてゆくなら彼は悲しみに胸がふさがる。春ならば梅・李(すもも)の花咲く中庭によぶこどり鳴き、御夫妻の住まわれた楼閣に秋はこおろぎの怨み声。真珠で飾ったすだれは鉤(かぎ)から外れてちぎれちぎれ、見晴らし台は見る影もなく滑石(かつせき)の石だたみを残すばかりだ。うわさに聞いたが、夫君は今に生きながらえ、ひげは雪のように真白になって地方にくらしておられる。
平陽街区の古びた館にはもう行く人が滅多にない。偶々誰かが訪ねてゆくなら彼は悲しみに胸がふさがる。春ならば梅・李の花咲く中庭によぶこどり鳴き、御夫妻の住まわれた楼閣に秋はこおろぎの怨み声。真珠で飾ったすだれは鉤から外れてちぎれちぎれ、見晴らし台は見る影もなく滑石の石だたみを残すばかりだ。うわさに聞いたが、夫君は今に生きながらえ、ひげは雪のように真白になって地方にくらしておられる。 |