題名: | 獨遊玉泉寺 |
作者: | 白居易 |
雲樹玉泉寺,肩舁半日程。更無人作伴,祗共酒同行。新葉千萬影,殘鶯三兩聲。閑遊竟未足,春盡有餘情。 | |
英譯: | 暫無英譯內容 |
日譯: |
雲にそびえる大木が森をなす玉泉寺までは、駕籠でゆけば半日の道のりだ。
道連れはいない、酒といっしょに行く。
$山についてみれば$千万の樹木が陽の光を浴びて新緑をきらめかせ、
鶯の名残の声がそこここで聞こえる。
一日のんびりと遊んでも飽きることがない、
春は尽きるがこの情味は尽きない。
雲樹(うんじゅ) 玉泉寺(ぎょくせんじ) 肩昇(けんよ) 半日(はんにち)の程(てい) 更(さら)に人(ひと)の伴(とも)を作(な)す無(な)し 秖(た)だ酒(さけ)と共(とも)に同(とも)に行(い)く 新葉(しんよう) 千万(せんまん)の影(かげ) 残鶯(ざんおう) 三両声(さんりょうせい) 閑遊(かんゆう) 竟(つい)に未(いま)だ足(た)らず 春(はる)尽(つ)きて余情(よじょう)有(あ)り 雲樹 玉泉寺 肩昇 半日の程 更に人の伴を作す無し 秖だ酒と共に同に行く 新葉 千万の影 残鶯 三両声 閑遊 竟に未だ足らず 春尽きて余情有り 雲までとどきそうな樹立ちのしたの玉泉寺に 轎(かご)に運ばれて半日がかりで着く。同行者なぞ一人もいないが、 例外は酒で、このものとはいい道連れだ。若葉は無数の光りの塊りとなって映え、 おいうぐいす どこからともなく老鶯(おいうぐいす)が時たま鳴く。午後をのどかに山で遊びくらしてまだ足りない。春も今宵(こよい)で終るというのに心はいつまでも浮き浮きしている。 雲までとどきそうな樹立ちのしたの玉泉寺に 轎に運ばれて半日がかりで着く。同行者なぞ一人もいないが、 例外は酒で、このものとはいい道連れだ。若葉は無数の光りの塊りとなって映え、 おいうぐいす どこからともなく老鶯 が時たま鳴く。午後をのどかに山で遊びくらしてまだ足りない。春も今宵で終るというのに心はいつまでも浮き浮きしている。 |