題名: | 太湖石 |
作者: | 白居易 |
煙翠三秋色,波濤萬古痕。削成青玉片,截斷碧雲根。風氣通巖穴,苔文護洞門。三峰具體小,應是華山孫。 | |
英譯: | 暫無英譯內容 |
日譯: |
煙翠(えんすい) 三秋(さんしゅう)の色(いろ)
波濤(はとう) 万古(ばんこ)の痕(あと)
削成(さくせい)す 青玉片(せいぎょくへん)
截断(せつだん)す 碧雲根(へきうんこん)
風気(ふうき) 巌穴(がんけつ)に通(とお)り
苔文(たいもん) 洞門(どうもん)を護(まも)る
三峰(さんぼう) 体(たい)を具(ぐ)して小(しょう)なり
応(まさ)に是(こ)れ華山(かざん)の孫(まご)なるべし
煙翠 三秋の色 波濤 万古の痕 削成す 青玉片 截断す 碧雲根 風気 巌穴に通り 苔文 洞門を護る 三峰 体を具して小なり 応に是れ華山の孫なるべし この石はやわらかな緑色で、秋の山の趣をたたえ、その形は、長い間、波にもまれた結果、できたものだ。それはあたかも青い宝玉を削り出したようであり、また青い雲の根を切り取ってきたようでもある。 風や空気は石の穴を通過し、苔の模様は穴の入り口を守るようにいろどる。小さいなりに三つの峰の形を備えたこの石は、さだめし名にし負う華山の子孫に違いない。 |