題名: | 奉送三兄 |
作者: | 白居易 |
少年曾管二千兵,晝聽笙歌夜斫營。自反丘園頭盡白,每逢旗鼓眼猶明。杭州暮醉連牀臥,吳郡春遊並馬行。自媿阿連官職慢,只教兄作使君兄。 | |
英譯: | 暫無英譯內容 |
日譯: |
ぼくの兄はまだ若い頃 二千人の兵卒を手下にもった。昼は歌と笙(しょう)の笛の調べに聴きほれ、夜は敵の陣営に切り込んだ。軍隊をやめて故郷に帰り 頭はすっかり白くなったが、旗と軍鼓(ぐんこ)に出会うたびに 彼の眼は急にキラキラかがやく。 杭州では夜二人で大酒を飲んで 寝床を並べて寝たこともあった。きょう呉郡で春の遊びに 馬を並べて歩ませる。弟のぼくは田舎で威張っているが、知事といえばまァ役人の端くれ、只(ただ)この兄がぼくの兄だということ それだけはぼくの自慢である。
ぼくの兄はまだ若い頃 二千人の兵卒を手下にもった。昼は歌と笙の笛の調べに聴きほれ、夜は敵の陣営に切り込んだ。軍隊をやめて故郷に帰り 頭はすっかり白くなったが、旗と軍鼓に出会うたびに 彼の眼は急にキラキラかがやく。 杭州では夜二人で大酒を飲んで 寝床を並べて寝たこともあった。きょう呉郡で春の遊びに 馬を並べて歩ませる。弟のぼくは田舎で威張っているが、知事といえばまァ役人の端くれ、只この兄がぼくの兄だということ それだけはぼくの自慢である。 |