題名: | 別春爐 |
作者: | 白居易 |
暖閣春初入,溫爐興稍闌。晚風猶冷在,夜火且留看。獨宿相依久,多情欲別難。誰能共天語,長遣四時寒。 | |
英譯: | 暫無英譯內容 |
日譯: |
暖を取るこの部屋にも春がやってきた、
炉も必要な時のピークを過ぎたのだ。
しかし夕方にはまだ風が冷たいので、
夜は炉に火を入れる。
宿直のときには他に人もおらずずっとおまえとなかよくしてきた、 情がわいて別れるのがつらい。
だれか天と相談して、一年中寒くしてくれないものか。
暖閣(だんこう) 春(はる)初(はじ)めて入(い)り 溫炉(おんろ) 興(きょう)稍(ようや)く闌(たけなわ)なり 晩(ゆうべ)の風(かぜ) 猶(な)冷(ひや)やかに在(あ)り 夜(よる)の火(ひ) 且(しば)らく留(とど)め看(み)ん 独(ひと)り宿(やど)りて相(あ)い依(よ)ること久(ひさ)し 多情(たじょう)にして別(わか)れんと欲(ほっ)すること難(かた)し 誰(たれ)か能(よ)く天(てん)と共(とも)に語(かた)り 長(なが)く四時(しじ)をして寒(さむ)からしめん 暖閣 春初めて入り 溫炉 興稍く闌なり 晩の風 猶冷やかに在り 夜の火 且らく留め看ん 独り宿りて相い依ること久し 多情にして別れんと欲すること難し 誰か能く天と共に語り 長く四時をして寒からしめん |