唐詩平行語料庫研究計畫


題名: 江樓晚眺景物鮮奇吟翫成篇寄水部張員外
作者: 白居易
澹煙疎雨間斜陽,江色鮮明海氣涼。蜃散雲收破樓閣,虹殘水照斷橋梁。風翻白浪花千片,雁點青天字一行。好著丹青圖畫取,題詩寄與水曹郎。
英譯: 暫無英譯內容
日譯: あわくたちのぼるもやと小雨に夕陽の光がきらきらとまじり、 湖面が鮮かに輝いて吹いてくる風が涼しい。 雲が無くなって蜃気楼は消え、虹の橋が輝く湖面に消えかけている。 風が白浪をひるがえして無数の花となって飛び散り、 雁が一列で青空を飛んでいくのが一行の文字のようだ。 よし、絵の具でもってこれを写し取り、 詩を添えて水部員外郎の張籍君に送ろう。
澹煙(たんえん) 疏雨(そう) 斜陽(しゃよう)に間(まじわ)り 江色(こうしょく) 鮮明(せんめい) 海気(かいき)涼(すず)し 蜃散(しんさん)じ雲(くも)収(おさ)まりて楼閣(ろうかく)を破(やぶ)り 虹(にじ)残(のこ)り水(みず)照(て)らして橋梁(きょうりょう)を断(た)つ 風(かぜ)は白浪(はくろう)を翻(ひるがえ)して花(はな)千片(せんぺん) 雁(がん)は青天(せいてん)に点(てん)じて字(じ)一行(いちぎょう) 好(よ)し丹青(たんせい)を著(ちょ)して図(ず)をば写(うつ)し取(と)り 詩(し)を題(だい)して寄(よ)せ与(あた)えん水曹郎(すいそうろう)
澹煙 疏雨 斜陽に間り 江色 鮮明 海気涼し 蜃散じ雲収まりて楼閣を破り 虹残り水照らして橋梁を断つ 風は白浪を翻して花千片 雁は青天に点じて字一行 好し丹青を著して図をば写し取り 詩を題して寄せ与えん水曹郎
小雨と淡いもやとが夕日の光をへだて 大川の色は鮮明で海風がすずしい。 雲はなくなり蜃気樓がまったく消えてしまい 虹の橋も断えて湖水はあかるくなった。 風は白波を吹いて千片の花びらをとばし 雁は青空に一行の字をならべたよう。 さあ絵具をもってこの景色をうつし 詩をそこにつけて水部員外郎に寄贈しよう。
澹煙(たんえん) 疏雨(そう) 斜陽(しゃやう)を間(へだ)て 江色(かうしょく) 鮮明(せんめい)にして海気(かいき)涼(すず)し 蜃散(しんさん)じ雲(くも)収(おさ)まりて楼閣(ろうかく)を破(やぶ)れ 虹(にじ)残(やぶ)れ水(みず)照(てら)して橋梁(けうりゃう)断(うた)ゆ。 風(かぜ)は飜(ひるがえ)す白浪(はくろう) 花(はな)千片(せんぺん) 鴈(かり)は點(てん)ず青天(せいてん) 字(じ)一行(いちぎょう)。 好(よ)し丹青(たんせい)を著(つ)けて圖寫(ずしゃ)し取(と)り 詩(し)を題(だい)して寄與(きよ)せん水曹郎(すいさうらう)に。
澹煙 疏雨 斜陽を間て 江色 鮮明にして海気涼し 蜃散じ雲収まりて楼閣を破れ 虹残れ水照して橋梁断ゆ。 風は飜す白浪 花千片 鴈は點ず青天 字一行。 好し丹青を著けて圖寫し取り 詩を題して寄與せん水曹郎に。

國立高雄科技大學應用英語系、高瞻科技不分系/國立彰化師範大學英語系