題名: | 送嚴大夫赴桂州 |
作者: | 白居易 |
地壓坤方重,官兼憲府雄。桂林無瘴氣,柏署有清風。山水衙門外,旌旗艛艓中。大夫應絕席,詩酒與誰同。 | |
英譯: | 暫無英譯內容 |
日譯: |
地(ち)は圧(あっ)す 坤方(こんぼう)の重(じゅう)
官(かん)は兼(か)ぬ 憲府(けんぶ)の雄(ゆう)
桂林(けいりん) 瘴気無(しょうきな)く
柏署(はくしょ) 清風有(せいふうあ)り
山水(さんすい) 衙門(がもん)の外(そと)
旌旗(せいき) 艛艓(ろうちょう)の中(うち)
大夫(たいふ) 応(まさ)に席(せき)を絶(た)つべし
詩酒(ししゅ) とか同(おな)じうせん
地は圧す 坤方の重 官は兼ぬ 憲府の雄 桂林 瘴気無く 柏署 清風有り 山水 衙門の外 旌旗 艛艓の中 大夫 応に席を絶つべし 詩酒 とか同じうせん 桂州の地は、中国の南を支配する重要な都市で、君の官は、御史府の長官を兼ねている。南方には毒気がたちこめるといわれるが、桂林にはなく、御史台には清らかな風が吹いている。役所の前は美しい山と川。船には旗がはためいている。大夫は位が高いので、やたらに席には顔を出さないものだ。しかし、そうなるといったい誰と詩や酒を楽しむのだろう。 |