題名: | 醉吟二首 二 |
作者: | 白居易 |
兩鬢千莖新似雪,十分一醆欲如泥。酒狂又引詩魔發,日午悲吟到日西。 | |
英譯: | 暫無英譯內容 |
日譯: |
両の鬢の千本の白髪は雪のよう、
なみなみと満たした杯を傾けて泥のように酔ってしまいたい。
酒狂がまた詩魔を呼び起こして、
まひるからひたすらに詠い、日が沈んでも詠っている。
兩鬢(りょうびん) 千茎(せんけい)新(あら)たなること雪(ゆき)に似(に)たり 十分(じゅうぶん)の一盞(いっさん) 泥(どろ)の如(ごと)くならんと欲(ほっ)す 酒狂(しゅきょう)又(ま)た詩魔(しま)を引(ひ)きて発(はっ)し 日(ひ)の午(ひる)に悲吟(ひぐん)して日(ひ)の西(にし)するに到(いた)る 兩鬢 千茎新たなること雪に似たり 十分の一盞 泥の如くならんと欲す 酒狂又た詩魔を引きて発し 日の午に悲吟して日の西するに到る |