題名: | 湖上閑望 |
作者: | 白居易 |
藤花浪拂紫茸條,菰葉風飜綠剪刀。閑弄水芳生楚思,時時合眼詠離騷。 | |
英譯: | 暫無英譯內容 |
日譯: |
枝々に垂れつらなる藤の花ぶさに波が戯れかかる。真菰(まこも)の葉の数知れぬ緑の鋒先(ほこさき)を風がなでて通る。水の辺(ほと)りの匂わしい花や草の葉を指もて遊べば、 ほと 楚(そ)のむかし人の愁えがわが事のように偲(しの)ばれ、おりおり目を閉じては離騒の章句をくちずさむ。
枝々に垂れつらなる藤の花ぶさに波が戯れかかる。真菰の葉の数知れぬ緑の鋒先を風がなでて通る。水の辺りの匂わしい花や草の葉を指もて遊べば、 ほと 楚のむかし人の愁えがわが事のように偲ばれ、おりおり目を閉じては離騒の章句をくちずさむ。 |